HOME
プロフィール
政策・主張・実績
ブログ
ニュース
お問合せ・ご相談
リンク

2013年2月アーカイブ

山田耕平 (2013年2月27日 18:26) | コメント(0) | トラックバック(0)
 この間、田中区長は"自分が区長となり、認可保育園増設に取り組んだ"と主張してきました。
 田中区政となり3年目を迎えるなかで、その主張が事実に基づくものなのかどうか、独自に検証してみることにしました。

前山田区長時代に、現在の保育待機児童児問題の土台が築かれることになった

 党区議団は、前山田区長時代から一貫して、認可保育園の増設により保育待機児童を解消することを求め続けてきました。
 しかし、前区長は認可保育園の増設には極めて消極的であり、整備が進まず、認可外保育所や暫定的な区立保育室の設置などの臨時的な対応が続けられてきました。
 前区長時代の晩年は、都段階での認可保育園増設の機運の高まりもあり、不充分ではありましたが、認可保育所分園の新設が計画化(3園)されることにもなりました。

そもそも「認可」保育園の基準にこだわる理由

 党区議団は、この間も、一貫して、認可保育所の増設により、待機児童を解消することを求め続けてきました。
 現在の「認可基準」は、先進諸国の中では大変遅れた内容となっています。"子どもの命を守り、安全に過ごす"最低限の基準として、現行基準を守り、発展させることが必要になっています。
 また、認可外保育施設について、認可保育園に入れない待機児童が増えているもとで、認証保育所や小規模保育所の補完的役割を否定するものでありません。
 しかし、これらの保育所の基準は認可より低いうえ、規模も小さいものです。
 そのため、多くの保護者は、子どもの命と安全を考え、認可保育園に子どもを預けたいと切望しています。

前区長とは違う!?田中区長の「認可保育園増設を柱」とする姿勢への期待

 前山田区長から田中区長に変わり、田中区長は"認可保育園の増設を柱とする"保育待機児童解消を表明しました。
 区長の姿勢は、党区議団の主張と重なる部分もあり、一定評価できるものでした。
 2年前、私が議員になった際、「認可保育所の増設で待機児童の解消を求める」区長申し入れを行なった際、区長は"認可の必要性は理解している""場所を探すから待ってほしい"との明確な答弁を行ない、私も期待を持ちました。

区長の姿勢にブレが生じ始める...

 当初、田中区長一年目の認可保育所増設計画(H23年度)には、区長独自の明確な増設計画は示されませんでした。
 前区長と交代し、半年しか経過していなかったため、前区長からの施策の変更点なども発生するため、予算編成上も一定の制限を受けることになります。
 党区議団も、予算編成上の制限も考慮に入れ、今後の認可保育園整備計画の拡充を求めてきました。
 保育分野に関しては、前区長時代に計画化した
「上水保育園清水分園(56名定員)」
「杉並ゆりかご保育園のはら分園(34名)」
「杉並の家保育園浜田山第二分園(35名)」
が開設し、新設認可保育園の定員は合計125名となりました。

区長二年目の認可増設計画(H24年度)には、
「井草地域に新設予定の110名規模の企業経営の認可保育園増設計画」
が示されました。
 また、区立保育室から認可保育園への転園(ピノキオ幼児舎桃井※1)が行なわれました。※1区立保育室からの転換となり、実質定員増(17名)

 しかし、H24年度の認可増設計画の柱となるはずだった井草地域の認可保育所増設計画は土地の確保が進まず、とん挫するという事態が発生(これまでのニュースを参照のこと)。
 計画の進捗状況を掴んでこなかった区行政は、当てにしていた110名もの規模の認可定員を失うことにもなり、認可保育園の増設は大幅に遅れました。

そして、現在の区長三年目の認可増設計画は、
「西荻南に新設された認可保育所(80名)」※2
「上高井戸の新設認可園(96名)」※3
「井草地域の新設認可園(60名)」※4

※2 既に今年4月入園の募集要項に含まれており、来年度・4月以降の純増分にはならない。
※3 公立上高井戸保育園の7月閉園(-41名)に伴う代替施設となり、実際の増加分は(55名)
※4 昨年10月の110名規模の認可計画が頓挫した保育所の代替策。本来であれば、昨年増えていなければならなかった定員増。

 認可増設は3園が予定されましたが、今までの遅れを補うものに過ぎず、大幅な認可増設とは言えないものでした。
 さらに、およそ50名弱が、施設改築・改修などの定員弾力化での対応であることも問題です。
 このような状況を踏まえれば、この間"認可保育園の増設を柱"とした田中区長の保育待機児童解消が適切に行なわれてこなかったことを示しています。

認可保育園(特に認可基準)への苛立ちが垣間見える...

 先日、行なわれた区長の記者会見では、記者の質問に対し、区長は「認可一辺倒で凝り固まっていたらですね、時代おくれ、かつ自治体的でない、現実的でない、解決できない」というような会見を行ないました。
 これまで"認可保育園の増設を柱"としてきたのにも関わらず、認可基準に対する苛立ちも見せ始めています。
 その後に行なわれた総務財政委員会では"認可基準に迷惑している""認可外のイメージを脱法ドラッグのように悪く見せている"など、これまでの自身の姿勢を覆すような発言までしています。

認可保育園の増設が進んでこなかったのは区行政の責任

 そもそも、これまで認可保育園の増設が進んでこなかった理由として、
①国公有地の活用を適切に進めてこなかった
②安心こども基金(建設助成)を活用しての認可保育園増設(企業経営を除く)を進めてこなかった。
などの問題が挙げられます。
 認可保育園増設を民間に丸投げし、土地・建物込みでの公募を行なってきた結果、認可保育園増設計画をとん挫させることにも繋がりました。

これまでの総括と反省に立ち、本腰を入れた認可保育園の増設を!

 区長は、認可基準を敵視するのではなく、基準の重要性を理解し、これまでの認可保育所増設の方法を見直すことが必要です。
 世田谷区で行なわれているような国・都有地の活用や、運営法人は企業経営ではなく非営利事業者にするなど、他地域の先進事例に学ぶ姿勢が重要です。
 今、多くの保護者の願いである認可保育所の増設こそが求められており、田中区長のさらなる決断を求めます。


山田耕平 (2013年2月27日 17:56) | コメント(0) | トラックバック(0)
 保育園問題に取り組んでいる真っ最中、妻が入院することになりました。切迫流産と悪阻が酷く、極度の脱水症状になったためです。
 私にも取材が殺到しており、てんてこ舞いの上、さらに父子生活がスタート!!
 大変な共同生活ですが、実家の支援も受けながら、何とか、やり繰りしています。
 食事も風呂も寝る時も、いつも一緒。仕事柄、徹夜が日常茶飯事のため、仕事場にお蒲団を敷いて寝かせています。この一週間、息子との絆が、さらに深まった気も(笑)
 一つ嬉しいことは、この間、保育運動をしている保護者のみなさんから暖かい応援の声が寄せられていること。
 やはり、みんなが支え合っていくことが必要不可欠ですね!
平山さんと一緒.JPG






会議なども一緒...


山田耕平 育メン日誌
山田耕平 (2013年2月25日 21:56) | コメント(0) | トラックバック(0)
 なぜ、民営化が駄目なのかという質問を頂きましたので、自分なりの見解を掲載しておきます。

私たちの立場
 民営が一概に駄目という訳ではないかと思います。
 例えば社会福祉法人が運営する私立保育園は、歴史も長く、数多くの実践と経験の積み上げから、様々な先進的な事例を築き上げてきました。それは、公立保育にも全く引けをとりません。
 さらに、それぞれの地域に根ざした法人であれば、地域特性なども把握しており、「保育の質」「保育園運営の安定性・継続性・専門性」を確保することが可能だと思います。
 党区議団は、公立保育は維持・発展することを基本とし、公立保育の民営化はストップさせるという立場をとっています。しかし、新規に設置される保育所増設については、民営であっても、社会福祉法人であれば、設置を認めてきました。 

 民営化で問題となるのが、「営利を目的とした企業経営」の保育所参入です。この場合、状況が異なります。
 そもそも、「社会福祉法人が福祉そのものを目的としている」のに対し「企業は利益を確保することを目的としている」ことに根本的な違いがあります。利益を確保するためには、保育現場にも、様々な制約が課せられます。 
 それは「①保育環境」「②職員の待遇」「③運営の安定性」などで見えてきます。 

①保育環境について
 ①は、認可基準が守られていれば、比較的、運営法人による違いは少なくなると思います(公立の条件の良さは別格です)。
 逆に言えば、どのような運営主体でも同じように課題を抱えるところであり、先進諸国の中では、極めて遅れている現状の認可基準を引き上げることが必要になっています。 また、「園庭が無い」などの新たな問題も発生している現状があります。

そのため、最大の問題となるのが②と③になるかと思います。

②職員の待遇について
 ②については、保育現場の職員には「専門性」と「継続性」が不可欠です。
 「専門性」とは、保育士資格を持ち、長く現場を経験することによる知識や技術の獲得です。これは、世代を超えた保育士集団がいて、知識の継承や集団検討などを深めることにより、獲得できるものです。
 「継続性」とは、保育士が同じ職場にしっかりと定着し、乳幼児との信頼関係を構築できていることです。乳幼児と一日の生活の多くの時間を共有する職員が「すぐに入れ替わってしまう大人」「見たこともない大人」であれば、子どもの成長にとって決して良いことではありません。また、職員にとっても、それぞれの児童の個性を把握することすら困難となります。 

 企業経営の多くは、職員が契約社員などの非正規雇用である場合が多く、企業が利益を出す上で、人件費は最大のネックとなりますので、職員の待遇は、多くの制限を受ける状況となっています。
 しかし、本来であれば保育士集団は正規職員として、しっかりと雇用され、知識・経験・技能を身に付け、それぞれの現場を支える要になっていくことが求められます。
 リスクマネジメントの観点からも、保育士同士・職員同士の連携・情報交換が極めて重要であり、その体制があることにより、保育現場で発生する事故を未然に防ぐことにもなります。 

 ある事例では(杉並区内の認可外)、施設長と現場の保育士集団が、雇用条件などを巡り対立。即日、全員解雇され、翌日からの保育は系列の別園にて行われるという異常事態が発生しているとのことです。この事例などは、上記の全ての問題が絡み合った問題ではないでしょうか。 

③運営の安定性について
 ③について、運営の安定性は、保育施設が継続して運営されるかという問題です。
 企業経営の場合、業績により、事業を継続できるかどうかが決まります。業績が悪ければ、事業からの撤退も十分にあり得ます。
 すでに過去、運営主体が企業経営の保育施設が何園も閉園しています。また、経営破たんによる閉園などの事例も多発しています。
 企業同士が保育市場を巡る競争原理に置かれるもとで、競争に負けてしまった企業は当然、潰れていきます。 
 また、それ以外の問題も発生しています。例えば、世田谷区では「認証保育所小田急ムック成城園の補助金不正受給事件」が発生し、今後の企業参入にストップをかけることに繋がりました。 
 杉並区で言えば、昨年10月に井草地域で開所を予定していた事業者は、大規模な事業拡大に伴い「土地の確保が出来ていない」にも関わらず、増設計画が先行され、計画そのものが頓挫する事態となりました。
 計画の進捗状況を掴んでこなかった区行政は、当てにしていた110名もの規模の認可定員を失うことにもなりました。 また、同会社では、事業拡大に追われた従業員の過労死事件も発生していることは、競争原理の典型と言えると思います。

保育分野に市場原理はそぐわない
 このような観点を踏まえれば、保育分野に市場原理を持ち込むことが、いかに危険なことなのか、明瞭ではないでしょうか。

 なお、企業経営の事業者であっても、採算度外視で頑張っている事業者もいます。現場に努める保育士や職員も、必死に奮闘されている方も多いでしょう。
 しかし、市場原理・競争原理が働く下で、どこまで「保育の質」の確保にこだわれるのか、現場の努力だけでは限界があります。
 さらに、そうした一部の事業者をはるかに上回る企業経営保育所で、これまでの保育分野では経験してきたことの無かったトラブルが続発していることを考えるならば、民営化を安易に進めることは大きな問題と言えるでしょう。

「保育の質」を守るためには、行政がしっかりと責任を果たす事
 以上述べてきたような状況を踏まえるならば、保育所増設は、民間丸投げではなく、しっかりと行政が関わり、設置することが必要です。
 例えば、小学校・中学校の教育分野は義務教育として、民間丸投げが行なわれていません。 保育は児童の「養護」という意味がある一方、「就学前教育」の機能もしっかりと果たしています。児童福祉法や、教育分野の観点も踏まえれば、保育分野に対する行政の責任・役割は重いものだと思います。
 だからこそ、行政が責任を果たし、認可保育所の設置や運営を行なうことが必要です。 民間だったとしても営利を目的としない法人に限り、土地の確保は行政が進めるなど、「保育の質」の確保に取り組むことが必要ではないでしょうか。

山田耕平 (2013年2月25日 17:18) | コメント(0) | トラックバック(0)
現地での実態調査・危険事例を紹介 杉並区 西武鉄道へ跨線橋設置求める

 一般質問では、上井草駅周辺の南北交通問題についても取り上げました。多くの沿線住民から、上井草駅の踏切問題を解消してほしいという声が上がっています。
 今後、連続立体交差化事業での解消が図られるとしても、長い期間を要するもので、住民の要望は、速やかな改善を求めています。
 質問では、この間、実施した踏み切り調査を紹介(週刊ニュース102号に掲載)。危険な横断事例などが多発していることを取り上げ、区の速やかな実態調査と西武鉄道への跨線橋設置の要請、南北自由通路の設置を求めました。
 区は〝西武鉄道への要請を行なう〟と答弁をしましたが、西武鉄道は〝連続立体交差化事業で解消が図られる〟としています。実現させるための本気の取り組みが必要です。
上井草踏み切り写真(質問).JPG



遮断機が閉まっても横断者が続く危険な実態もパネルで紹介


外環の2地上部街路問題

 外環道に関する一般質問では、
◇「外環の2地上部街路の話し合いの会」の議事進行の問題を早期に改善すること。
◇沿線住民の大勢は、地上部街路への明確な反対の姿勢であることを示し、区として住民意見を汲み取ることが必要。
などの点について、区の見解を求めました。
山田耕平 (2013年2月23日 17:26) | コメント(0) | トラックバック(0)
定員弾力化での緊急対応 不充分ながら一歩前進

 この間、杉並区で大問題となり、連日メディアにも取り上げられている保育待機児童問題について、保育定員増の緊急対応が発表されました。多くの保護者の切実な要望を受けてのものです。
 党区議団は、再三にわたる待機児童対策の拡充を求め、先の一般質問でも、保護者の声を取り上げ、認可保育園の大幅増設、四月入園の受け皿確保を求めました。今回、その要望が一部実現することとなりました。
 今回の対応は、あくまで緊急的・臨時的な対応です。既存園の定員弾力化は詰め込み保育に繋がる可能性もあり、本質的な問題解決にはなりません。既存園の園長からは「受け入れには限界がある」との声も寄せられています。

認可保育園整備の遅れの実態
H20~22年度 認可保育園新設   0園
H23年度   認可保育園分園新設 3園(定員増 125名)
H24年度   認可保育園新設   1園※
※既存保育室からの移行のため、実際の定員増は10名程度

認可保育園の抜本増設が必要

 また、来年度の早期に臨時的な保育所整備も検討されています。
 しかし、待機児童解消は、認可保育園の大幅増設でこそ行なわれるべきです。認可基準は、先進諸国の中では遅れた内容となっていますが「子どもの命を守り、安全に過ごす」最低限の基準となっています。多くの保護者が認可保育園に子どもを預けたいと願うのは当然のことです。
 この間もニュースなどで取り上げてきましたが、貴重な国公有地が売却され、認可保育園・特養ホーム整備などが進んでこなかった現状を、ただちに改めることが必要です。

※緊急対応の内容と問題点
◆緊急・臨時対応で200名規模の保育定員確保

・定員弾力化での定員増100名
 既に、前区長時代から定員弾力化での対応を行なっており、さらなる弾力化は限界。臨時的な対応に留め、保育施設増で対応する必要がある。
・既存区施設等を活用した保育施設増設、都「スマート保育」活用
 設置基準は自治体が決めることになるが、「認可基準に準ずる」ことを表明していない。劣悪な安上がり保育に繋がる可能性がある。

◆25年度以降の認可保育所整備を推進

・認可保育所3所新規開設
 昨年の計画の遅れや、既存園の閉園分も含めており、純増とならない。

・計画的な取り組みを推進
 今後の計画が、具体的には示されていない。今後、すみやかに計画を拡充することが求められる。
認可保育園異議申し立て.JPG




当日、保護者による異議申し立ても行なわれた。


山田耕平 (2013年2月21日 13:08) | コメント(0) | トラックバック(0)
保護者の切実な訴えが世論を動かし始めた

 区議会第一回定例会で一般質問し、保育待機児童問題、認可保育所大幅増設について取り上げました。
 杉並区では、今年4月に認可保育園に入園できない保育待機児童が1800名を超えています。極めて深刻な状況で、多くの保護者が連日、区役所に詰めかけ、切実な声を上げています。
 杉並区内の保護者の実態や抗議行動は、連日マスコミが取り上げ始めており、保育待機児童問題への関心が高まっています。
 質問では、保護者の生の声を取り上げ、認可保育園の大幅増設と、4月入園の受け皿を区が責任を持って確保するよう求めました。
保育一般質問20131定.JPG



パネルを示して質問


区は保護者の声に応えよ

 質問に対する田中区長の答弁は、保護者の深刻な実態への認識が浅く、具体的な対策を示さない等、不充分な内容でした。
 しかし、その一方「状況に即した保育施設の整備をしっかり進める」と答弁。答弁の通り〝待機児童が深刻な状況となっている現状に即した〟施設整備を進めることが求められます。
 多くの保護者は、4月入園が出来なかった場合は、「職場を退職する」「実家に長期間、子どもだけを預ける」「一時保育を転々とする」など、悲惨な状況に置かれます。引き続き、緊急対策を要請します。
保育質問傍聴.JPG


傍聴には、大勢の保護者も駆け付けてくれました


※質問が東京新聞に掲載

 杉並区の待機児童問題については、連日メディアが大きく取り上げています。党区議団にも取材が相次いでいます。
 私の質問も「東京新聞2月21日付・一面」に取り上げられました。世論も力に、認可保育所の大幅増設を実現するために全力を尽くします!
東京新聞掲載.JPG










東京新聞2月21日付に掲載

山田耕平 (2013年2月19日 16:36) | コメント(0) | トラックバック(0)
◇保育待機児童ゼロに向けて
◇上井草駅周辺南北自由通路について
◇外環地上部街路(外環の2)について
上記、3点について一般質問しました。

多くのみなさんの傍聴、本当にありがとうございました!

 子連れの保護者のみなさんの傍聴は、実態の切実さを、議員・理事者に伝えることになったと思います。引き続き、委員会でも頑張ります!

以下、質問全文です

太線が保護者の実態です。

2013一定・一般質問

日本共産党杉並区議団を代表して、区政一般について質問します。

保育

 はじめに保育分野についてです。
 質問に入る前に、先の党区議団の代表質問の際、今年4月の入園選考の厳しさと、区議会議員も選考に落ちたことを紹介したところ、議場で笑いが起こりました。その中には、区長と複数の理事者も含まれていました。
 議員と言えども、一人の区民であり、家庭を持っています。
 保育園選考の結果が、それぞれの家庭に深刻な影響を及ぼすことを踏まえるならば、極めて、不適切な行為だったことを、指摘しておきます。思い当たる理事者は、自身の行為を、厳しく、戒めるべきです。

 2月15日、保護者の元に、認可保育園の選考結果が通知されました。保育園に「入れたか」それとも「入れなかったのか」、今後の、家族の生活を大きく左右する、深刻な問題です。
 この間、多くの待機児童の保護者の実態や、「保活」と呼ばれる保育園入園を巡る、厳しい状況を紹介してきました。
保育園入園を願う、全ての保護者にとって、入園選考結果は、まさに天国と地獄の分かれ道となります。

 ある保護者は、
 保育園に入園できなければ、子どもだけを埼玉の実家に送り、両親に面倒を見てもらうことを考えていると、言っていました。週末だけ実家に戻り、数日間だけ子どもと過ごす生活になります。家計を支えるためには、仕事を続ける他なく、泣く泣く子どもを実家に預けるしかないとのことです。

 乳児期に、母親と子どもが離れ離れになることが、どれほど辛いことなのか、想像に難くないことです。
 多くの保護者が、家族の今後の人生をかけて、認可保育園への入園を切望しています。

 私たち日本共産党が実施している杉並区民アンケートは現在1344通の返信があり、その内の3割りを超える方から、認可保育所整備と待機児童解消の要望が寄せられています。
 その要望は、子育て世代だけではなく、世代を超えて共通して望まれている要望でもあります。
 具体的な記述を見てみると、「娘・息子夫婦の保活の実態に心を痛める年配夫婦」や、「自分自身が子育て世代だった頃、同じように苦労をして保育園増設を求めた方」からの記述もあります。
 現在、杉並区の保育所定員を巡る実態は、極めて深刻です。今年度、認可保育所への申込者は2968名に対し、入園可能数は1135名。およそ、1800名を超える児童が認可保育園に入園できないことになります。
 昨年度と比較すると、申し込み者数だけでも400名を超えており、事態は、いよいよ深刻です。

Q1
 各年度と比較しても、来年度の保育需要が激増している現状を踏まえれば、増大する保育需要に対し、保育所整備が不足していることは明らかではないでしょうか。
 今年度を振り返り、杉並区の保育行政全体を通じた総括と課題、区の見解を伺います。

拡大写真示す

 この写真は、昨日18日のお昼に区役所前で撮影したものです。昨日、小雨が降る中、区役所前には認可保育園増設と保育待機児童解消を求める、大勢の保護者が集まりました。
 保育課に来庁した保護者も含め、みるみる人が膨れ上がり、50名近くの保護者、数十名の見学者、複数のメディアが取材に来ました。昨日のテレビ東京、今朝の東京新聞などでも報道されているそうです。
 保育園入園を求める保護者の訴えは、涙無くしては、聞けないものでした。

 マイクを握ったある母親は、区内で洋服会社のデザイナーを務めています。やっと掴んだ夢の職業でした。子どもの頃は人間関係や勉強がうまくいかず、中学校三年間を不登校で過ごしました。
 そんなときに、日々を支えたのが、絵を描くことでした。大好きな絵を仕事にしたいと高校生から学校に通うようになり、やっとつかんだ仕事で、今ではチーフデザイナーとなり、頑張っています。
 夫婦は共働きで保育指数は40。それでも入園出来ず、今、仕事を失いそうになっています。子どもを授かった幸せが、母親の夢を奪うことにもなる...このような矛盾が、この杉並区で、いくつも発生しています。

 昨日の集会は、本日の昼からも行なわれます。
 ぜひ、議員のみなさん、理事者のみなさんは、この光景を実際に見て、そして保護者の生の声を聞いて頂きたいと思います。
 また、今、連日、保育課の前には、多くの保護者が詰めかけています。電話での問い合わせも殺到しています。この一人一人の保護者に、切実な思いがあります。

 0歳の子どもを連れて来庁した母親は、両親ともにフルタイムで共働き、保育指数は40点。4月からの認可保育園への入園と合わせて、職場復帰を考えていました。この母親が勤務する会社は小さい事業者で、仕事を熟知した母親の復帰を希望しています。
 会社は母親の復帰を待つ間、代替の職員を雇用せず、少ない職員で必死にやり繰りをして、復帰を待っています。
 母親は、「両親共にフルタイム。さらに低所得だから、入園できるのではないか」と考えていたそうです。入れないことも考え、認証保育園などにも申し込みをしましたが、既に40名・80名待ちなどの所ばかり、登録すら出来ない園もあったそうです。
 選考通知の当日、不安と期待を抱きながら通知書を空けてみると、「希望者多数のため内定できませんでした。」の文字。
 目の前が真っ暗になったそうです。暫く、茫然として、何も考えられなくなりましたが、「とりあえず、区役所に行き、どうすれば良いか聞いてみよう」と思い立ち、来庁したそうです。
 そこで様々な説明を受けましたが、最終選考の募集は、たった28名(その内、0歳児クラスは7名)。区立保育室でも14名(内0歳児は2名)。
 認可園・保育室合わせて、たった42名の空き枠を1800名余りが求めるという、絶望的な状況でした。
 区役所からは、近隣のベビーホテルのリストを貰いましたが、大変厳しい状況だということも聞きました。これから家に帰り、片っ端から電話をかけてみると語っていました。
 「会社は、これまで自分の復帰を待ってくれたが、これ以上、待たせることは出来ない」と悲痛な面持ちで帰っていきました。

 なお、既にベビーホテルに電話を入れ始めている、別の保護者からは、どこも一杯で、とても入れないという話も聞いています。

 また、ある保護者は、夫が自営業。母親は建築関係の仕事に就いており、2歳と0歳の子どもがいます。両親とも杉並区育ち、子どもが大好きなご夫婦で、保育園入園の厳しさは知っていましたが、それでも、子どもが欲しいと願い、子どもを二人、授かりました。
 今回の選考では、0歳の弟が区立・認可園に入園する事ができましたが、2歳の姉は落ちる結果となりました。
 姉弟の一人が入園出来ない状況で、例えば、育児休暇などが延長となった場合、入園している弟まで、保育園から退園を迫られることにも、なりかねません。
 以前、一人目の子どもは、認可外保育施設に入っていましたが、二人目を出産する際、他の待機児童のために定員枠を空けてほしいと懇願され、退園することになりました。
 保育所の再入園が厳しくなることは、感じていましたが、保護者は弱い立場でもあり、何も言えなかったそうです。無理に断っても、園との関係悪化が怖かったと語っています。
 「他の待機児童のために定員枠を空けたのだから、もし、自分の子どもが待機児童になったら、同じように配慮してくれるかもしれない」最後の頼みの綱と考えていました。
 しかし、今回、その頼みの綱も、断られてしまいました。
 今、ベビーホテルに連絡を入れながら、今後の対応を考えています。ベビーホテルは、どこも厳しい状況です。
 会社を辞めるという選択も考えました。しかし、会社には「戻って来てほしい」と言われています。10年以上頑張って働いてきて、社会に求められていることが嬉しいと感じています。
 しかし、その気持ちがあるのにも関わらず、どうにもならない現状が辛いと語っていました。

 こうした事例からも分かる通り、保育所不足は女性の社会進出を妨げる大きな要因ともなっています。ここでは紹介しきれませんが、様々な深刻な実態があります。
 また、所得の関係で、女性が仕事を続け、男性が仕事を辞めるケースも、当然あります。

 こうした現状に対し、区長は、所信表明で来年度「352名」の保育定員増をはかるとしています。H25年度だけで見れば、実行計画などの設置数を上回っているように見えます。
 しかし、残念ながら352名の内訳を見れば、定員増がそのまま純増とはならない見通しです。
 例えば、井草地域の認可・認証の合計100名の定員増は、昨年10月に110名の認可計画が頓挫した保育所の代替策です。本来であれば、昨年増えていなければならなかった定員増です。
 また、上高井戸の新設認可園96名増は、公立上高井戸保育園の7月閉園に伴う代替施設となり、実際の増加分は55名です。
 西荻南に増設された認可保育所80名は、既に今年4月入園の募集要項に含まれており、来年度・4月以降の純増分にはなりません。
 また、およそ50名弱が、施設改築・改修などの定員弾力化での対応や、家庭福祉員・保育ママや私立保育園預かり等の対応となっています。
 区は、この間、認可保育所の増設を柱に、保育待機児童の解消をはかるとしていましたが、この状況を踏まえれば、全く不充分と言わざるを得ません。

 そもそも、このような状況で、区政経営計画書で、来年度25年度の保育待機児童0名を、目標値としていますが、何を根拠に、0名を目標値としているのか、具体的な見通しがないことを懸念します。
 実態の伴わない保育定員増を示すことにより、さらなる大量の保育需要を呼び込むことにも繋がります。
 定員増を取り繕うのではなく、本腰を入れた認可保育所増設しか、解決の道はありません。

 総合計画・実行計画で待機児童0名を目標とするのであれば、当該年度に、どれほどの保育需要が見込まれるのか、実態を把握し、需要に見合う施設増を図らなければ、目標の達成は不可能です。
 区長は、この間、「保育園を作れば作るほど、他地域から流入する。保育需要を掘り起こす。」としていますが、そのような認識があるのであれば、保育需要の伸びに対して、それを裏付ける明確な資料が必要です。
 資料が無いのであれば、ただちに正確な実態調査を開始し、需要に見合う施設増をはかるべきです。

Q2
 保育待機児童0名を目指すのであれば、その根拠となる「正確な保育需要調査」を開始する必要があると考えますが、区の見解を伺います。

 そもそも、この目標値で示す「待機児童数」にも大きな問題があります。本来、待機児童は、認可保育所へ入園を申し込み、入園できなかった児童とすべきです。
 しかし、現状では、認可外も含めた全ての保育施設に入れなかった児童を、待機児童と見ています。
 これでは、いたずらに待機児童を少なく見せる事にもなりかねません。その結果が、今日の深刻な事態を招いていることを、合わせて、指摘しておきます。

 現状、保育待機児童0名を目指す上で、認可外保育所が一定の受け皿となっている以上、認可外保育所の実態把握も行政の責任です。
 この間、認可外保育所の入園を巡り、保育の質の確保や運営上の問題が発生していることを聞いています。
 保育園入園を求める保護者の立場は、施設運営者より弱い立場となります。その関係に付けこんだ事例も発生しています。

Q3
 様々な実態については、今後、予算特別委員会などで質疑をさせて頂きますが、そもそも、認可保育所に入園を申し込んでも、入園出来ない現状が、認可外保育所とのトラブルに繋がっています。
 区がベビーホテルの一覧などを窓口で配布している以上、区の責任も問われます。
認可外保育所についても、区の関わりを強化し、実態把握に努めることが必要と考えますが、区の見解を伺います。

 先の保健福祉委員会では、西田保育園の民営化方針が出されました。杉並区で初となる公立園の完全な民営化となります。保護者からは、大きな不安の声が寄せられています。
 公立保育園が果たしてきた役割は、この間も紹介してきました。今後も、行政が責任をもって公立保育を維持することが必要です。
 代表質問と重複しますので、取り上げるだけに留めますが、保育園の増設が進まない大きな要因の一つは、保育所の増設を民間の参入に依存していることが挙げられます。
 民間任せで、土地・建物込みでの公募条件では、一向に認可保育園の増設が進みません。行政が責任を持って公有地を確保し、認可保育園の増設を進めるべきです。

Q4
 保育分野の今後の取り組みを検討する上で、国や都の責務も明確に問われます。
 少子高齢化の進行と、住民の暮らし向きの悪化が進むもとで、保育需要の把握と保育所増設の課題を地方自治体だけの努力だけで行なうのは、限界があります。
 国・都に対して、認可保育園増設への補助費増額と、区市町村が行なう保育需要調査を、広域的に支援するよう、求めるべきと考えますが、区の見解を伺います。

Q5
 保育分野の最後に、今後の認可保育所増設計画について、伺います。
 これまで、示してきた通り、実行計画2年目が、前年度の遅れなどを補うものに留まり、保育所増設についても、保育需用を上回る計画を打ち出すことが出来ないのであれば、保育待機児童0名も、形だけの目標値になりかねません。
 待機児童ゼロ名を目指すのであれば、来年度からの増設計画をさらに増やすことが必要であり、認可保育所の増設を抜本的に拡充することが求められます。
 この間も取り上げている、若杉小学校跡地に認可保育園を増設すること、また、西田保育園移転後の跡地に、再び、認可保育園を増設する事など、様々な公有地を積極的に活用することが、増大する保育需要に応える上でも重要ではないでしょうか、区の見解を伺います。

 また、保育需要が急激に増大した、今年4月からの待機児童対策の取り組みは、より緊急性が高く、例えば、小中学校内の空き教室の活用や、区内公用スペースを活用する等、区立保育室増設などの緊急対応を求めますが、区の見解を伺います。

 例え、臨時的措置であったとしても、今年4月までに、保育の受け皿を緊急に準備することが求められます。区長の英断を求めます。

 最後に、ある保護者たちの話を紹介して、次の質問に移ります。この方々は、これまで、本当に辛い保活を経験してきました。その中の、ある母親の言葉です。
 「いつもいつも、保育園の心配がついて回った。本当に苦しかった。ナイーブになっている時は涙も出た。貴重な育休の一年間を、ずっと不安を抱えて過ごした。赤ちゃんにとっても、母親にとっても、そんな状態はいいわけがない。幸せで、穏やかな気分で過ごしたかった。」
 「他の保護者と仲良くなっても、保育園のことは、触れることが出来なかった。他の保護者が、保活を頑張っている話を聞くのが怖かった。自分の不安もさらけ出せなかった。」
 「保活に踏ん切りをつけても、もっと頑張っている保護者の話を聞くと、さらに範囲を広げて、申し込む日々。他の保護者も同じように苦しんでいた。」

 この方は、苦しい保活を経験してきましたが、15日の選考で、奇跡的に認可保育園に入園することができたそうです。泣きながら夫と両親に電話をしたそうですが、入園出来たことへの嬉しさもある一方、他の保護者はどうだったのか、複雑な思いがあるとのことでした。

 先の議会では、保活は、入園を求める保護者同士が、みなライバルであり、孤独を感じ、苦しんでいる方が大勢いることを、紹介しました。
 しかし今、多くの保護者が、同じように苦しむ保護者のために、一緒に保育園を増やすことを目指して、立ち上がり始めています。昨日、区役所前で行なわれた保護者たちの行動は、まさに、その一例です。先ほど、紹介した保護者は
「後に続く妊婦さん達に同じ思いをさせたくないと思う。自分が認可園に決まったからイイや!ではなくて、決まったからこそ、なにかしなくちゃ」と、溢れる決意を語っています。

 保護者の行動は、本日も行なわれる予定です。このような保護者の必死の訴え、困難を乗り越えようとする努力に、行政は最大限、応えるべきではないでしょうか?
 杉並区行政が、保護者の期待を裏切らないでほしいということを、最後に求めて、次の質問に移ります。

上井草駅周辺の南北交通問題

 次に、上井草駅周辺の南北交通問題について、質問します。
 多くの沿線住民から、上井草駅の踏切問題を解消してほしいという声が上がっています。
 現在、取り組んでいる区民アンケートでも当該地域のアンケート返信の多くが「開かずの踏切問題」と「南北交通の利便性」の改善を取り上げています。
 周辺に住むある住人は、上井草駅は踏切が開かないために、隣の井荻駅を使用していると語っています。南北交通の利便性が駅の利用者数にも、大きな影響を及ぼしており、利用者数は年々、減少し続けています。
 上井草駅周辺の南北交通問題は、早期に解決されるべき、大きな課題です。
 今後、連続立体交差化事業での解消が図られるとしても、長い期間を要するもので、住民の要望は、すみやかな改善を求めています。

 この間、沿線の住民の方々と駅周辺の踏み切り調査を行ないましたが、大変危険な実態が日常化していること、多くの住民が様々な影響を受けていることが明らかになりました。

拡大写真示す

 この拡大写真は、片側の踏切が閉まっているのにも関わらず、歩行者が渡りきれないことを示しています。
 開かずの踏切のために、遮断機周辺に人が溢れ、踏切の遮断が始まっても、渡りきれない歩行者が続出しています。この風景は日常茶飯事のものです。

 調査は、朝の踏切横断のピークとなる7時45分から8時15分までの30分間を測定時間とし、複数日で行ないました。事故などが発生した場合は、大幅な影響を受けるため、最もスムーズに列車運行が行なわれた日の平均値を測定しています。
 調査は、踏切に影響を受ける歩行者や危険横断者のカウント、踏切遮断時間の計測、危険な実態の調査などを行ないました。

 調査によると、踏切遮断時間は30分のうち20分以上、国の規定する「開かずの踏切」は60分のうち40分間の遮断となっており、60分で計測した際には、41分となり、ほぼ該当します。
 なお、住民による調査のため、踏切遮断の考え方は簡略化しており、片側が完全に閉じてからのカウントとしているため、実態は、さらに深刻です。
 遮断により通行を妨げられる歩行者は、400名前後であり、最大の遮断時間では、南北合わせて60名~80名近くが一度に滞留する状況になります。
 最大の遮断時間は4分前後で、日によって、4分30秒近くとなる場合もあります。
 3分を超えた場合には、車道にも歩行者が溢れ、先に取り上げた写真のようになります。
 その際、当然、車両も、歩行者の影響を受け、渡ることが出来ません。路線バスなども例外ではなく、路線バスの運行が大きく乱れる原因になっています。

 踏切の片側が遮断しても横断する歩行者・自転車は約50名前後です。片側が閉じて以降の横断ですので、遮断機が閉まるギリギリで渡る歩行者が数十名規模でいるという、大変危険な状態が日常化しています。

 私たちが調査をしている間にも、いくつかの大変危険な事例が発生しました。
 ある事例では、自転車が、踏切遮断が始まって以降に、ギリギリで横断し、ハンドルとサドルの間に遮断機が挟まってしまい、脱出出来なくなりました。慌てて、調査員や周囲の歩行者が駆け付け、自転車を救出しましたが、大事故に繋がる一歩手前の状況でした。
 また、ある事例では、女性のショルダーバックの間に遮断機が挟まり、身動きが取れない状況となり、周囲の歩行者が助けに入りました。
 しかし、こうした事例は、駅周辺では見慣れたものであり、多くの歩行者は平然と対応。それどころか、踏切横断者同士の助け合いも日常化しています。
 近所の公番の警察官も、横断者の危険な実態は把握しており、困っているとのことでした。調査員に対し「何かトラブルがあった場合は、すぐに知らせてください」と申し出てくれました。
 このように、上井草駅周辺の交通問題は、駅利用者や周辺住民の共通の大問題であり、放置することはできません。

Q1
 この問題は、上井草駅構内に連絡橋が設置されておらず、朝のピーク時、都心部に向かう駅利用者が、一度、駅の外の踏切を横断し、駅構内に入らなければならないことにも原因の一端があります。
 そもそも、上井草駅構内に連絡橋・跨線橋を設置する事は、西武鉄道の責任であり、連続立体交差化事業を待たずに、早期に実現するよう、要請するべきではないのか、区の見解を伺います。

Q2
 また、杉並区としても、連続立体交差化事業を待たずに、周辺に、住民の南北交通を可能とする跨線橋、地下道など南北自由通路の設置を検討すべきではないのか、また、周辺の踏切について、朝のピーク時の実態調査を行なうべきではないのか、区の見解を伺います。

外環道

 最後に、外環道計画について質問します。
 先日、外環の2地上部街路計画について、話し合いの会が行なわれました。しかし、都の不適切な議事進行により、会議冒頭の50分近くが、議題である外環の2とは関わらない、議事運営上の問題に費やされました。
 この問題は、都側と司会者が、構成員の提案や質疑に対して、真摯に対応しないことから発生しています。このような実態に、参加した構成員、傍聴者からは怒りの声が寄せられています。

Q1
 話し合いの会は6回目を迎え、その間も都の議事進行には、多くの問題点が指摘されてきました。しかし、一向に改善される見通しがありません。
 杉並区は、東京都に対し議事運営を改善し、公正な進行をするよう求めるべきではないのか、また、構成員の要望に、誠実に応じて、正確な資料の提出を行なうよう求めるべきではないのか、区の見解を伺います。
 当初、杉並区は「外環の2はゼロベース」「必要性の有無を話し合う」としていましたが、数カ月に一回のペースで行なわれる話し合いの会が、外環の2の必要性の有無を話し合うものになっていない実態について、区の見解を求めます。

 この間、外環の2地上部街路に影響を受ける沿線住民に聞き取りを行なっていますが、ほとんどの住民が、外環の2地上部街路には反対の意思表示をしています。
 しかし、話し合いの会が進まず、構成員の中には一度も出席していない方もおり、参加者も減少している現状です。

Q2
 そもそも、抽選で参加者を制限した経緯があるのにも関わらず、参加を希望する周辺住民が参加出来ない中、議事が行なわれています。これでは、沿線住民の声が正確に反映されていないことは明らかです。
 このような事態は早急に改善し、出席をしていない構成員には今後の参加の意思を確認し、欠員が出た場合には、新たに公募を行なうなど、住民の意見を汲み上げられる取り組みをするべきではないのか、区の見解を伺います。

Q3
 沿線住民の中には、話し合いの会が行なわれていることや、話し合いの結果も十分に周知されておらず、多くの住民が関わらないまま、会議が進められています。
 杉並区が住民への周知のためのポスティングなど、情報提供を強化する必要があるのではないか、区の見解を伺います。

 今、中央自動車道のトンネル崩落事故が発生し、既存道路の更新・改修が必要不可欠になっています。大型開発の新規事業を優先するのではなく、住民生活に密着した公共事業に切り替えるべきです。
 大型開発の典型例である外環道本線、そして外環の2地上部街路は、ただちに中止することを求めて、質問を終わります。



山田耕平 (2013年2月18日 16:40) | コメント(0) | トラックバック(0)
各メディアが連日の報道

 杉並区の保育待機児童の保護者の実態は、各メディアが連日、大きく報道しています。
 確認しているだけでも、東京新聞、テレビ東京、TBS、テレビ朝日。今後、NHKやフジテレビなどでも放送が予定されているそうです。
 保護者の深刻な実態と共に、保育待機児童問題は女性の社会進出を妨げる人権侵害でもあります。
 世代を超えた連帯で保育行政を改善することが必要です。
保育待機児童集会1.JPG



区役所前に大勢の保護者が集まりました


保育待機児童集会2.JPG




保護者の涙の訴えは、多くの聴衆の胸を打つ内容でした


同じ子育て世代として、私も全力で支援します。
山田耕平 (2013年2月16日 11:02) | コメント(0) | トラックバック(0)
 「春を呼ぶつどい」で正式に報告しましたが、二人目を授かりました。順調にいけば9月中頃が予定日です。
 しかし、ここまでは大変な苦労がありました。妻が切迫流産(流産の危険が切迫している状態)で、絶対安静状態に...。仕事も休み、育児も家事も一切出来ない状態になったため、私が全てを取り仕切る日々に...。議員活動と全ての家事・育児の両立は、激しいもので、フラフラになる毎日でした。
 現在、体調も安定してきましたが、絶対安精状態は変わらないため、実家の支援を受けながら、なんとか切り盛りしています。
 育メンの力の見せ所です。しばらくは大変ですが、ド根性で頑張ります!
オムツ被り中1.JPG











オムツ被り中2.JPG






オムツを被って陽気に踊る息子。ノリノリです(苦笑)
妻の分もしっかりと育児をしなければ!


山田耕平 育メン日誌
山田耕平 (2013年2月15日 11:26) | コメント(0) | トラックバック(0)
保育・上井草駅南北自由通路・外環の2について 区議会第一回定例会で一般質問
 保育定員増を取り繕うのではなく、認可保育園の抜本的な拡充を
※352名の保育定員増の実態とは?
 「開かずの踏切問題」の解消 上井草駅の南北自由通路実現を
 外環の2計画について、住民意見の反映を

ぜひ、傍聴にお越しください!
 2月19日(火)午前10時頃の予定です。
 みなさんの傍聴が質問の力になります

東日本大震災を教訓として 自主参加型一斉防災訓練(シェイクアウト訓練)を実施
 3月11日(月)同一時刻に、大地震を想定した一斉避難行動
※訓練内容と詳細
※参加者登録受付中

山田耕平地域後援会 「春を呼ぶつどい」大盛況!
 ご参加ありがとうございました

二人目が!息子も「お兄ちゃん」へ(山田耕平・育メン日誌)
週刊山田ニュース105_ページ_1.jpg











週刊山田ニュース105_ページ_2.jpg











ニュースページはコチラ


山田耕平 (2013年2月15日 10:32) | コメント(0) | トラックバック(0)
保育定員増を取り繕うのではなく、認可保育園の抜本的な拡充を

 区議会第一回定例会で一般質問します。
 2月15日に認可保育園の入園選考結果が保護者に通知されますが、およそ1800名近くの児童が認可保育園に入園出来ないことになります。
 選考結果の通知は、多くの保護者にとって〝天国と地獄の分かれ道〟とまで表現されるほど、深刻なものです。
 質問では、選考結果に漏れた保護者の実態を告発します。
 また、杉並区は来年度、352名の保育定員増をはかるとしていますが、純増とは到底言えない状況です。
 小手先の対応ではなく、認可保育園の大幅増設を柱とする、待機児童ゼロに向けた計画の実行を求めます。
旧一般質問写真.JPG








※352名の保育定員増の実態とは?
352名の定員増の内容を精査すると、
◇井草地域の認可・認証(100名増)の実態
昨年の井草地域での認可園増設計画(110名規模)の頓挫による代替園

◇私立上高井戸新設園(96名増)の実態
 公立上高井戸園の閉園(41名減)による代替園となり、実質定員増は55名。

◇西荻南新設園(80名増)の実態
 既に、今年4月の募集要項での申し込みが始まっており、来年度80名の純増とはならない。

◇定員弾力化、家庭福祉員(保育ママ)、私立幼稚園預かり等(46名増)
 保育園の改築・改修や、認可外などでの定員増が46名となっている。

 上記の実態などを踏まえれば、来年度、保育定員増が確実に実行されるとは言い難い状況です。

「開かずの踏切問題」の解消 上井草駅の南北自由通路実現を

 西武新宿線上井草駅の〝開かずの踏切〟問題について、周辺住民の方々と実施した調査活動を元に、影響を受ける住民の実態や日常的な危険が発生する踏切の状況などを紹介し、早期の南北自由通路の実現を求めます。

外環の2計画について、住民意見の反映を

 外環の2地上部街路計画について、話し合いの会が行なわれていますが、東京都の不適切な議事進行により、住民意見が反映されず構成員、傍聴者から怒りの声が寄せられています。
 杉並区が、東京都に対し議事運営を改善し、公正な進行をするよう求めます。
 また、計画該当地域での聞き取りでは、多くの住民が外環の2計画を反対していることを紹介し、住民の声が正確に計画に反映されるよう求めます。

ぜひ、傍聴にお越しください!

2月19日(火)午前10時頃の予定です。
みなさんの傍聴が質問の力になります!


山田耕平 (2013年2月13日 10:39) | コメント(0) | トラックバック(0)
3月11日(月)同一時刻に、大地震を想定した一斉避難行動

 杉並区では、東日本大震災を教訓として、自主参加型一斉防災訓練(シェイクアウト訓練)を行います。
 シェイクアウト訓練とは、同一時刻に一斉に地震を想定した避難行動をとるものです。現在、訓練の参加者登録を受け付けています。
 この訓練を家庭や職場などで実施することで、地震に対する身の安全確保と防災対策の再点検を行いましょう。
同時訓練.JPG






※訓練内容と詳細
【日時】3月11日(月曜)午前11時から3分程度
【訓練内容】
1.『区内で震度6強の地震が発生した』と想定し、「姿勢を低くする」「身を守る」「揺れが収まるまで待つ」など、各自で一斉に身の安全を確保します(上図参照)。
2.その後、各家庭・職場等で避難経路や非常食などの確認、家族や社員の安否確認等の訓練を行ってください。
【問合せ先】危機管理室防災課  TEL:03-3312-2111(代表)

※参加者登録受付中
参加人数把握のため、登録者を受け付けています。
登録ご希望の方は、杉並区役所ホームページをご覧ください。

訓練当日、午前11時に防災行政無線で訓練実施についての放送が行なわれます。


山田耕平 (2013年2月12日 17:46) | コメント(0) | トラックバック(0)
住民生活を守る防波堤に 地方自治体の責務が問われる

 2月14日から、杉並区議会第一回定例会が始まります。およそ一ヵ月間行なわれ、来年度(13年度)の予算を審議する大変重要な議会となります。
 住民生活の深刻な実態が拡がるなか、地方自治体の責任は極めて重要です、杉並区が住民の暮らしを守る防波堤の役割を果たすよう、強く求めます。
 また、党区議団が公約として掲げてきた〝特養ホームや認可保育園の増設〟〝障害者施策の拡充〟〝防災対策〟〝就労支援や住まいの確保〟〝商店街振興策の充実〟など、様々な施策の拡充を求めていきます。

※一般質問を行ないます

第一回定例会で一般質問します。
◆保育行政の現状と課題 待機児童ゼロに向けて
・認可保育園の選考(4月入園希望)から漏れた保護者などの実態を告発
・待機児童ゼロに向けた保育需要の把握
・認可保育園の増設に向けて
◆上井草駅南北自由通路について
・開かずの踏切の実態調査、危険な事例を紹介
・南北自由通路の早期の実現を要請
◆外環の2地上部街路について
・話し合いの会の状況の確認と区の認識
・都の対応の改善を要請
等について質問します。
山田耕平 (2013年2月11日 17:54) | コメント(0) | トラックバック(0)
不審な電話は、すぐにご相談を

 杉並区内で「振り込め詐欺」被害が急増しています。昨年1年間で98件の被害(被害総額は4億円以上)でしたが、前年比較では27件の増加(被害額は1億8千万円の増加)となっています。被害にあう多くの方は高齢者です。
被害に遭わないよう十分に気をつけてください。

※振り込め詐欺のキーワード 以下の言葉には、ご注意を!

◆オレオレ詐欺系
・携帯電話をなくした。番号が変わった。
・風邪をひいた。のどの調子が悪い。
・電車(バス)にカバンを忘れた。
・会社のお金を使い込んでしまった。等

◆還付金詐欺系
・医療費が戻ります。今日が手続きの締切です。
・携帯電話を持ってATMへ行ってください。等


お気軽にご相談ください
090-9973-0941(山田耕平)
山田耕平 (2013年2月10日 17:57) | コメント(0) | トラックバック(0)
 巷では、インフルエンザが大流行しています。もの凄い感染力で、私の知人も次々とインフルに...。
 恐ろしい...。
 今のところ、我が家は大丈夫ですが、近所の実家では発症(泣)我が家とは、隔離生活状態になってしまいました。
 日頃から、行き来する実家との交流がなく、いつも遊んでくれる従兄にも会えず、息子も寂しそう。早く、インフルの嵐が過ぎ去るといいですね。
 まだまだ、猛威を振るいそうなインフルエンザ。みなさんも、くれぐれもご注意ください。
インフルエンザ従兄.JPG



先日、実家で夕食をご馳走になった時。仲良く鉄板を囲んでいます。早く良くなってね。

山田耕平 育メン日誌


山田耕平 (2013年2月10日 10:52) | コメント(0) | トラックバック(0)
ご参加ありがとうございました

 2月9日(土)山田耕平地域後援会の「春を呼ぶつどい」が行なわれ、会場の定員を上回る80名の方にご参加頂きました。
 みなさんのご参加、本当にありがとうございました。
2013新春のつどい.JPG

吉田信夫都議の決意表明


 今年6月の都議会議員選挙に向けた吉田信夫都議の決意表明や、朗読、寸劇、合唱など、様々な出し物もあり、大いに盛り上がりました。特に、テレビなどでも活躍する小学生Iくんのタップダンスは圧巻でした!
 今年は、都議会議員選挙・参議院選挙が行なわれます。選挙勝利を目指して、全力で頑張ります。
 本年も、みなさんが安心して暮らせる社会をつくるために猛奮闘する決意です。ご指導・ご鞭撻をお願い致します。

山田耕平 (2013年2月 9日 17:48) | コメント(0) | トラックバック(0)
不適切な議事進行に怒りの声...

 2月5日、第六回・外環の地上部街路に関する話し合いの会が開催されました。私と吉田信夫都議会議員も、計画該当地域の住民のみなさんと共に傍聴に参加しました。
 会議冒頭、前回議事録の確認作業で、構成員から記載方法変更の提案がありましたが、議事進行者と都側の不公正な議事運営が行なわれ、会議が紛糾。議事運営が正常化するまでに一時間弱が経過。多くの構成員、傍聴者から怒りの声が上げられました。

都は早期着工の疑問に応えよ

 外環の2は練馬区の一部区間で早期着工が決定、大きな問題となっています。
 構成員からは、早期着工の理由とされた〝立ち退き戸数〟が、計画図面とはるかに乖離している指摘等がされましたが、都からの明確な回答は無く、次回に資料提出の要望がされました。
 都は住民の要望に誠実に対応し、公正な議事進行をすべきです。
外環の2練馬立ち退き戸数.JPG


構成員提出資料(左)
立ち退き戸数に大きな乖離



山田耕平 (2013年2月 8日 17:28) | コメント(0) | トラックバック(0)
2013年第一回区議会定例会 2月14日から開始
来年度の予算を審議 住民の暮らし守る区政へ
 住民生活を守る防波堤に 地方自治体の責務が問われる
※一般質問を行ないます

第六回 外環の2地上部街路 話し合いの会開催
 不適切な議事進行に怒りの声...
 都は早期着工の疑問に応えよ

荻窪消防団第3分団 井草八幡宮文化財防火デー訓練に参加
 日頃からの訓練が必要不可欠 地域の防災力向上のために
 筒先(放水)を担当
※消防団員募集中

「振り込め詐欺」被害が急増 振り込め詐欺にご注意を!
 不審な電話は、すぐにご相談を
 ※振り込め詐欺のキーワード
 お気軽にご相談ください 090-9973-0941(山田耕平)

育メン日誌 インフルエンザ大流行中...
週刊山田ニュース104_ページ_1.jpg











週刊山田ニュース104_ページ_2.jpg











ニュースページはコチラ

山田耕平 (2013年2月 4日 17:41) | コメント(0) | トラックバック(0)
不適正な税金支出のストップを

 地方議会の会派、または議員に交付されている「政務調査費」を「政務活動費」に改定する条例が、区議会第一回定例会に提案される予定です。
 昨年の通常国会で地方自治法が改正されたことにともなうものです。
 政務調査費は、議員の政務調査のための費用として必要なものですが、税金の使途としてふさわしくない支出事例が後を絶たず、多くの批判を受けてきました。住民監査請求や住民訴訟の対象となった件数も少なくありません。
 今回の条例改定は、そうした状況のなか、従来の使途基準を拡げることを可能にするもので、税金の不適正な支出に繋がることが懸念されます。
 党区議団は、不適正な税金の支出につながる使途基準の拡大を行なわないよう、求めていきます。

※政務調査費とは?
 地方議会の議員が政務調査研究等の活動のために支給される費用。交付額や交付方法は各自治体により異なるが、共通している正当な支出は議員活動の範囲に限られる。
 2012年7月の地方自治法改正で、従来の「調査研究」に加え「その他の活動」にも拡大され、事実上同法の改悪に当たるとの批判も出ている。

山田耕平 (2013年2月 3日 18:00) | コメント(0) | トラックバック(0)
◇日 時 2月9日(土) 午後2時~4時
◇場 所 西荻地域区民センター(勤労福祉会館)3階
     杉並区桃井4-3-2 ℡03-3301-0811
◇会 費 1000円
◇軽食と飲み物を用意しています(差し入れ大歓迎!)

楽しい催しものも準備してあります。お気軽にご参加ください!

主 催 日本共産党杉並区議会議員山田耕平地域後援会
連絡先 山田耕平 090-9973-0941
TEL・FAX 03-6765-4000
春をよぶつどいチラシ2013.jpg







山田耕平 (2013年2月 3日 17:44) | コメント(0) | トラックバック(0)
 現在、息子はアンパンマンに熱中しています。アンパンマンに触れる機会が多いわけでは無かったと思いますが、いつの間にか、大層ご執心のご様子...。いつの時代の子どもたちにも、大人気のキャラクターのようです。
 この時期は、地域の集まりや新年会が重なり、全く休みが取れなくなります。息子にも寂しい思いをさせている日々です。先日、必死に時間を作り、息子をデパートの玩具売り場(アンパンマンコーナー)に連れていきました。もう大喜びで、終始ご機嫌でした!
 忙しい議員活動の日々ですが、子どもとの時間は、少しでも確保してあげたいと思います。
アンパンマン号.JPG






アンパンマン号に大満足!

アンパンマン自販機.JPG





知人から「お孫さんのお古の玩具」をお借りしました。
一日中、遊んでいます!


山田耕平 育メン日誌
山田耕平 (2013年2月 1日 17:51) | コメント(0) | トラックバック(0)
日頃からの訓練が必要不可欠 地域の防災力向上のために

 1月25日、文化財防火デーとして、井草八幡宮での消防訓練が実施され、荻窪消防署、荻窪消防団第三分団、地域の防災市民組織のみなさんが合同で訓練を行ないました。
 この訓練は、井草八幡宮の重要文化財を守るために毎年行なわれるもので、火災の発生から、各組織の出動・消火活動までの一連の動きを、連携して行ないます。
 各組織に配置されている軽可搬ポンプや消防ポンプ車を使用し、水利からホースを延長、実際に放水を行なう重要な訓練です。

筒先(放水)を担当

 私は、昨年に引き続き筒先(放水)を担当しました。 
 放水の動作は、昨年の消防操法大会の選手経験から、身体が覚えており、スムーズに行なうことができました。
 やはり、日頃からの訓練が重要です。
H24井草八幡宮一斉放水.JPG


各組織の一斉放水中


H24井草八幡宮筒先担当.JPG







筒先を担当


消防団員募集中!
山田耕平 (2013年2月 1日 17:50) | コメント(0) | トラックバック(0)
1月末現在、650通超え、杉並区民アンケートに続々と返信
 切実な要望が多数... 早速、対応を開始
 寄せられている地域要求
※アンケートの特徴(1月末時点)

政務調査費の使途拡大が可能に...「政務調査費」が「政務活動費」へ
 不適正な税金支出のストップを
※政務調査費とは?

育メン日誌 アンパンマンに熱中!

週刊山田ニュース103_ページ_1.jpg











ニュースページはコチラ





山田耕平 (2013年2月 1日 17:24) | コメント(0) | トラックバック(0)
切実な要望が多数... 早速、対応を開始

 今年に入り、日本共産党東京都議団・吉田信夫事務所が行なっている杉並区民アンケートに多くの返信が寄せられています。一日平均50通以上が寄せられ(多い時には100通以上)、既に650通を超えました。
 アンケートには、くらしや仕事、防災対策、高齢者の介護、保育や教育など、様々な要望や切実な実態が書かれています。
 特に、緊急性の高い要望や、地域要求などには、直ちに対応を開始しています。今回のアンケートで寄せられた要望には、日本共産党として、誠実に応えていきます。
 ぜひ、アンケートへのご協力をよろしくお願いします。
杉並区民アンケート.JPG











アンケート袋.JPG















返信用封筒付きのアンケートを配布


寄せられている地域要求

 私の担当する北部地域の地域要求では、「西部鉄道の踏切問題や立体交差化事業」「外環道による自然環境破壊、外環の2地上部街路問題」などが、もっとも多く寄せられています。
 また、道路交通問題や、ゴミ置き場問題などの要望も多く、道路の陥没の補修要請などもあります。
 寄せられた要望は、党都議団・区議団が連携して問題解決に取り組みます。

踏み切り問題.JPG




踏切問題の要望が多い


※アンケートの特徴(1月末時点)
アンケートの設問項目は、集計結果は随時、掲載します。

Q 最近の暮らしむきはいかがですか?
苦しくなっている             55%

Q 苦しくなっている理由(複数回答可)
賃金・年金収入の減少         45%
税金・保険料・医療・介護の負担増  69%

各設問から、住民の暮らし向きの悪化が明らかです。自由記述欄にも切実な実態がビッシリと書かれています。

Q 都政への要望(複数回答可)
防災対策                 51%
若者の雇用確保             47%
高齢者福祉強化             42%

 特に、多くの要望が寄せられているのが上記の3項目です。若者の雇用確保は全世代から共通して寄せられている要望です。


山田耕平

月別アーカイブ