保育定員増を取り繕うのではなく、認可保育園の抜本的な拡充を
区議会第一回定例会で一般質問します。
2月15日に認可保育園の入園選考結果が保護者に通知されますが、およそ1800名近くの児童が認可保育園に入園出来ないことになります。
選考結果の通知は、多くの保護者にとって〝天国と地獄の分かれ道〟とまで表現されるほど、深刻なものです。
質問では、選考結果に漏れた保護者の実態を告発します。
また、杉並区は来年度、352名の保育定員増をはかるとしていますが、純増とは到底言えない状況です。
小手先の対応ではなく、認可保育園の大幅増設を柱とする、待機児童ゼロに向けた計画の実行を求めます。
352名の定員増の内容を精査すると、
◇井草地域の認可・認証(100名増)の実態
昨年の井草地域での認可園増設計画(110名規模)の頓挫による代替園
◇私立上高井戸新設園(96名増)の実態
公立上高井戸園の閉園(41名減)による代替園となり、実質定員増は55名。
◇西荻南新設園(80名増)の実態
既に、今年4月の募集要項での申し込みが始まっており、来年度80名の純増とはならない。
◇定員弾力化、家庭福祉員(保育ママ)、私立幼稚園預かり等(46名増)
保育園の改築・改修や、認可外などでの定員増が46名となっている。
上記の実態などを踏まえれば、来年度、保育定員増が確実に実行されるとは言い難い状況です。
「開かずの踏切問題」の解消 上井草駅の南北自由通路実現を
西武新宿線上井草駅の〝開かずの踏切〟問題について、周辺住民の方々と実施した調査活動を元に、影響を受ける住民の実態や日常的な危険が発生する踏切の状況などを紹介し、早期の南北自由通路の実現を求めます。
外環の2計画について、住民意見の反映を
外環の2地上部街路計画について、話し合いの会が行なわれていますが、東京都の不適切な議事進行により、住民意見が反映されず構成員、傍聴者から怒りの声が寄せられています。
杉並区が、東京都に対し議事運営を改善し、公正な進行をするよう求めます。
また、計画該当地域での聞き取りでは、多くの住民が外環の2計画を反対していることを紹介し、住民の声が正確に計画に反映されるよう求めます。
ぜひ、傍聴にお越しください!
2月19日(火)午前10時頃の予定です。
みなさんの傍聴が質問の力になります!
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