2月9日から杉並区議会第一回定例会が開会しました。今定例会では、岸本区政下で初となる来年度予算案が提案され、予算特別委員会において審議が行なわれます。
くらし・事業支:年度途中でも補正予算含め対応
党区議団は、岸本区政での前進面をさらに前に進めつつ、諸課題への改善を提案します。
各会派代表質問では富田議員が代表質問に立ち、深刻な物価高騰と区民の実態を紹介、くらしと事業を支援する緊急対策、給食費無償化等を区に求めました。
物価対策については「あらゆる手立てを総動員した努力が求められる」と指摘し、他区のくらしや事業者への支援例を紹介。区長の決意と対応を求めました。
区長は影響を見極めた上で年度途中であっても「補正予算対応を含めてしっかりと対応」と答弁しました。
代表質問への答弁に立つ岸本区長。
給食費・無償化:スピード感を持って検討し結論を出す
給食費無償化については、憲法の「義務教育はこれを無償とする」の原則、物価高騰の深刻な事態、さらに区部で8区が来年度から実施に踏み出すことを紹介し、給食費無償化の来年度実施を求めました。
区長は、クリアする課題はあるが「スピード感をもって検討を進め、結論を出したい」と実施に向けての決意を表明しました。
引き続き、速やかな給食費無償化を実現するために論戦に臨みます。
給食費無償化 来年度実施区(8区)
葛飾 台東 北 品川 中央 足立 荒川 世田谷
無償化を求めた党杉並区議団の質問・条例提案(抜粋)
■2017年第1回定例会 一般質問
■2018年第3回定例会 一般質問
■2019年第1回定例会 条例提案
■2022年第4回定例会 一般質問
無償化を求め続けてきた党杉並区議団 給食費軽減条例も提案
代表質問では、他会派も無償化について質問しましたが、杉並区議会で一貫して無償化を求め続けてきたのは、政党では日本共産党だけです。
さらに党区議団は、議案提案権を行使し、学校給食の負担軽減条例も提出しました。この条例案は、党区議団以外には、すぎなみわくわく会議のみが賛成し、自民・公明・立民などの会派は反対しました。
条例提案時に策定した周知チラシ
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