予算審議の場を利用する異常さ
 杉並区議会自由民主党(6名会派)の小川宗次郎議員は、予算特別委員会の質疑で、日本共産党杉並区議団が発行している区議団ニュースの記事への批判を展開しました。記事では、区長交代に伴う区長公用車使用の変化に触れ、前区長が年間80日も公用車を深夜まで乗り回していた実態を紹介したものです。
予算審議の場を前区長擁護のために利用することは、極めて異常なことであり、会派としての姿勢が問われる問題です。
年間80日の深夜乗り回し認める 公務の根拠も示せず、現区政と真逆
 党区議団の委員会質疑で、前区長が年間80日も公用車を深夜まで乗り回したことは、区も「事実」であることを改めて認めました。また、当時、深夜までの運行が全て公務であると区は主張していましたが、それを証明する記録を示すよう求めても、区からは一切示されませんでした。
運転日誌抜粋 新宿各所から深夜帰庫の実態が浮き彫りに。
前区長専用車の深夜運行2017年運行記録より
 
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   帰庫時間 
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   年間回数 
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   23時以降 
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   80回 
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   0時以降 
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   27回 
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職員も深夜まで随行していた。
 公用車の異常な運行は、前区長による区政私物化の象徴となり、多くのマスコミにも取り上げられました。
 現在、区長専用車は、岸本区長の就任後に廃止されました。岸本区長は行動日程も情報開示しており、不透明の前区政とは真逆の姿勢です。この期に及んで、前区政を擁護し、過去の事実を覆い隠そうとする姿勢は極めて問題があります。
 
 
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