補聴器購入費助成は急務
決算特別委員会で補聴器購入費助成の実施を求めました。
70歳以上の約半数は難聴があるとされ、コミュニケーションに支障が出て、社会的に孤立することで認知症のリスクが高まります。難聴高齢者への補聴器の使用は、日常生活の質を向上させる上で非常に重要ですが、補聴器が高額のため手が出ない方も多いのが現状です。
補聴器購入費助成については、東京都の補助制度を活用することができ、区市町村への財政支援が行なわれます。補聴器購入費助成の実施に踏み切る自治体も増加しており、杉並区でも早急な実施が必要です。
23区の高齢者に対する補聴器購入の支援事業
一方、質疑に対して、区は「現時点では補助の予定は考えていない」と答弁しました。助成を求める高齢者の願いに背を向ける姿勢は問題です。
補聴器購入費助成の実施を求める世論を大きく広げることが必要です。引き続き、補聴器購入費助成の実施を求めます。
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