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開示資料は黒塗りだらけ 情報隠しは問題
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住民の知る権利を守れ

 この間、杉並区の不当な情報隠しの実態をお伝えしてきました(週刊ニュース366号)。区の姿勢は、その後も全く改善されず、黒塗りの度合いがさらに悪化しています。
 平成27年3月「杉並区内の都市計画道路に係る交通量推計ほか業務委託報告書」には、補助132号線以外の他の路線の調査結果が示されていますが、完全に黒塗りです。
 本来、B/Cとは、事業の必要性を検証する上で広く明らかにされるものです。区の業務委託自体が税金を投入して実施されている以上、区民に対し、広く情報を伝えることは当たり前の行政の責任でもあります。
 安倍政権のもとで、不当な情報隠しが問題となっていますが、杉並区においても、実態は深刻です。
 情報公開制度とは、住民の知る権利を保障し、区政への参加の促進を図ることを目的としており、速やかな改善を求めます。

他の都市計画道路の開示資料は全て黒塗り
都市計画道路開示資料1.jpg











都市計画道路開示資料2.jpg













平成27年3月「杉並区内の都市計画道路に係る交通量推計ほか業務委託報告書」には他の5路線のB/C算出結果も示されていますが、完全な黒塗りとされています。
B/Cは外環道計画等でも示されており、事業の必要性を判断する上で、広く公開される資料です。杉並区の隠ぺい体質は異常です。

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山田耕平

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