原水爆禁止世界大会 核兵器廃絶に向けて
8月2日から6日まで、原水爆禁止2018年世界大会が広島で開催されました。海外からも政府やNGO代表が多数参加。広島市内各地でフォーラム、特別集会、分科会などが取り組まれました。
被爆の実相を広げ、禁止条約の発効を求める国際的共同の発展をめざそうと決意あふれる大会となりました。
党杉並区議団を代表して金子けんたろう区議が参加しました。
不参加変わらずー条約に背を向ける安倍首相
人類史上初めて核兵器を違法とする、画期的な核兵器禁止条約が国連で採択されて1年がたちました。日本は、唯一の戦争被爆国であり、核兵器禁止条約に率先して参加するのが当然です。ところが、安倍政権と自民党は「核兵器のない世界を実現するためには核兵器国の参加を得ることが必要不可欠。条約には核兵器国は残念ながら一国も参加していない」として、条約に一貫して反対しています。
平和記念式典でも、広島市長や市議会議長、県知事、国連事務総長代理まですべての人が核兵器禁止条約にふれたなかで安倍首相は一言もふれませんでした。核保有国に気がねして口にできない安倍首相。いったい、どこの国の総理大臣なのでしょうか。
世論を広げ、1日も早く条約発効を
核兵器廃絶は緊急で切実な課題です。この条約は、国連加盟国50か国が署名・批准すれば、正式に効力を持ちます。8月3日現在、59か国が署名し、14か国が批准しました。各国の署名・批准をすすめ、一日も早く核兵器禁止条約を発効させるために、世界の世論を大きく広げていきましょう。
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