住民無視の不当判断
7月25日から、外環道・大深度使用認可に対し、異議申立をした方のもとに国交省から回答「決定書」が届けられています。
2014年5月、外環道計画沿線地域の住民1000名以上が、住宅直下である大深度地下の使用を認める決定を不服とし、申し立てたものです。
今回の国交省の回答では、全ての申し立ては「棄却」「却下」となっており、住民の切実な声を聴こうともしない国の姿勢に住民から怒りの声が広がっています。
異議申立から3年も経過するなか、その間も工事は着々と進められてきました。さらに、申立人の口頭意見陳述の機会等も不当に制限されるなど、国交省のずさんな手続きも重大な問題です。
9月3日(日)住民により「異議申立への回答を考える」勉強会も開催されます。
シールドトンネル工事 各地で事故が頻発...
8月20日(日)には、杉並区内の外環道計画沿線の3町会の有志により、外環シールドトンネル工事の安全性の問題点に関する学習会が行なわれました。
各地で行なわれているシールドトンネル工事では、地表面の陥没や出水事故等が相次いでおり、シールド工事の安全神話は崩壊しています。工事に起因する陥没も広範囲に亘る傾向があります。
住民が生活を送る住宅街の直下で危険な工事を進めることは許されません。
3町会合同での取り組みに。近隣住民は大きな不安を抱えている。
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