公園の代替用地確保は進まず...
今定例会の党区議団の一般質問では、保育所に転用された久我山・東原公園に関わる進捗状況を質しました。
この公園の転用について、区は〝速やかに代替用地を確保する〟〝目途が付いている〟などと繰り替えし説明してきましたが、未だに代替地の確保に至っていません。住民への説明や議会答弁への責任が果たされていない現状に「住民の批判をかわすための口約束だったのではないか?」などの怒りの声が寄せられています。
久我山東原公園保育所転用問題
久我山東原公園の周辺は公園用地が少なく、数十年前に住民の要望により現在の公園を整備した経緯があります。子どもたちの利用頻度も極めて高い公園です。
今回、杉並区が強制的に保育所への転用を計画したことに対し、住民から怒りの声が広がっています。
公園存続を求める声が広がった。
区の失策の責任を住民に転嫁か
昨年11月の総務財政委員会において、田中区長は用地確保について触れ「区に協力しないでくれと言って回っている人がどうもいる」などと発言。議会質問への答弁としては重大な発言であり、近隣住民からも困惑の声が広がっています。
一般質問では、発言の真意を問いましたが、区長は答弁に立たず所管部長が「複数の情報に基づいた事実を申し上げた」と答弁。再質問で根拠を示すべきと求めたところ「ま、そういうことです」などと答弁を避けました。
代替地確保が進まない状況について、根拠も無い〝噂話〟を引き合いに出し、さも事実のように語り、住民に責任転嫁する姿勢は問題です。
区長は政治姿勢を正すべき
この間、田中区長は議会での公式発言を軽視しており、その場での思い付きや感情に任せた答弁姿勢が目立っています。自治体首長の責任ある態度とは到底言えず、傍聴した区民からも批判の声が相次いでいます。
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