都との協議により用地の半分を使用
高円寺南5丁目にある廃止決定された国家公務員宿舎跡地(防衛省宿舎跡地)について、区は、東京都との協議の末、用地の半分を使用し、特別養護老人ホーム整備を進めることが決定しました。
当該国有地の活用については、区は今春、特養ホーム整備用地として活用する方針を決めていましたが、東京都も近隣の杉並消防署高円寺出張所の建て替え用地としての活用を要望していたため、都・区間で活用についての協議をしていました。
党区議団は、議会質疑でも当該用地の福祉施設整備を求めると共に、地元の党支部や党後援会と共同し、用地活用ついてのアンケートを集め、昨年末に区に集計結果を要望として提出していました。
今回の決定は、地域住民の要望が実現したものであり、大変重要な結果です。
廃止決定された国家公務員宿舎
「防衛省宿舎」(高円寺南5)
2586㎡の大規模用地であり、党区議団の質疑で数年来に亘り活用を求め続けてきた。
出張所跡地活用方針は保育所を中心に検討
都が活用する当該用地の半分は、近隣の消防署出張所の移転用地として活用されます。
今後、区は移転後の出張所跡地についても活用を要望する方針で、認可保育所の整備を中心に検討を進めています。
今後の跡地活用については、近隣住民の要望を取り入れ、計画に反映するよう求めます。
当該用地を活用した特養ホーム整備概要
■面積:2586.30㎡(区が南側1403㎡を活用)
■取得方法:定期借地による土地貸付(50年)
■施設整備:特別養護老人ホーム
ショートステイ等
(定員70人程度)
■整備主体:社会福祉法人
(区が施設整備・運営する法人を公募・選定)
■開設予定:2019年度
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