区自らの失策を総括せず 住民にツケを回す手法
9月30日より、決算特別委員会が始まりました。私は保健福祉分野で質疑に立ち、田中区政下での保育行政の問題点を取り上げました。
決算特別委員会で質疑
就任当初、田中区長は認可保育所の増設を打ち出しましたが一向に進まず、H25年には最初の待機児童緊急対策を発表。区長就任から一度目の緊急対策を出すまでの約2年間の失策が現在の保育所不足に深刻な影響を与えています。
昨年度には「待機児童ゼロに手が届く」とし、認可保育所から小規模保育施設の整備に転換。その結果、今年度の待機児童は増加しました。
政策判断ミスにより、短期間に二度の待機児童緊急対策を打ち出したことは重大です。その責任を自覚すること無く、区民の貴重な財産である公園を転用する姿勢は問題です。巨額の税金貯め込みには手を付けず、保育用地確保にも活用しないことは許されません。
保育不足に拍車をかける民営化に固執
現在、大規模な保育所整備により保育士不足に拍車がかかっています。さらに、民営化により、大量の保育士を削減する方針を打ち出すことには道理が無いことも厳しく指摘しました。
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