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「子どもたちの公園を守ってほしい!」公園の保育所転用 住民の切実な声が溢れる
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公園の代替地も未整備で撤去工事開始

 8月1日より、杉並区内で保育所に転用される区立公園の撤去工事が開始されました。日頃から、住民や子どもたちの利用頻度の高い下井草・向井公園、久我山・東原公園は、住民説明会でも計画見直しを求める声が相次いでいます。
 杉並区は住民の声を聞くことなく計画を強行。住民説明会も途中で打ち切り、撤去工事に着手しています。
 廃止される公園の一部では代替用地も示されましたが、暫定的な設置である場所も多く、用地内に設置される施設も極めて不十分な内容です。多くの住民から怒りの声が広がっています。
東原公園住民説明会1.jpg



住民説明会では公園を利用する子どもたちが次々と「僕たちの公園をつぶさないでほしい」と訴えた。区は「ご理解してほしい」と回答した...。


東原公園住民説明会2.jpg




住民説明会には多くのマスコミが取材にくるなど、社会的に大きな問題となっている。

田中区長 異常な暴走

■住民説明会には一度も顔を出さず...
 区長は、テレビ出演した際、「土下座してでも進めさせて頂く」などと発言。一方、住民説明会には一度も顔を出さず、自らの口で区民への説明責任を果たしていません。さらに、住民説明会には自身の秘書だけを出席させ、熱心にメモを取らせるなど、自治体の首長の姿勢として、あまりにも姑息です。

■住民提案に聞く耳もたず...一方的に「ご理解頂いた」
 区長は住民からの提案(公園ではなく、他の代替用地を利用し保育所整備を要望)に対し、一切聞く姿勢がありません。
 さらに、区長は個別に特定地域の公園近隣住民と懇談した際には、話し合いは平行線であったのにも関わらず、一方的に「ご理解頂いた」とマスコミに発表。住民の怒りの声が広がっています。

■ビーチバレーコートに異常な執着、しかし・・・世論に押され一部計画見直し 60名程度の認可保育所を整備
 区長は緊急事態宣言を出し、公園の保育所転用を進める一方、永福南小学校跡地に国際基準のビーチバレーコートを整備することに異常な執着をしています。
 世論に押され、用地の一部に60名程度の認可保育所を整備すると一部方針を見直しましたが、不要不急なビーチバレーコートの整備そのものを見直せば、さらに大規模な認可保育所整備が可能です。

※保育所整備の概要
整備手法:用地貸付、民設民営で整備
保育施設:定員60名程度 平成31年開設予定

重大問題となっている計画は見直しを

 緊急対策において、区の計画の進め方等により、一部地域で問題が深刻化しています。住民との合意形成が困難な地域では計画を凍結し、修正・見直した上で、再検討することが必要です。特に公園用地の転用は、利用する子どもの利益や権利保障の観点から計画を慎重に検討するべきです。

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山田耕平

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