複数の教育研究者から懸念の声が...いじめや不登校に繋がりやすい
そもそも、小中一貫校の教育的効果は国でも検証されていません。それどころか、教育研究者からは小中一貫校により競争的、管理的な学校生活が強まる中学校文化が小学校に前倒しされる懸念があり、いじめや不登校などの悪化を招きやすいなどと指摘されています。
自己肯定感を持ちづらいとの研究結果も
さらに通常の小学校では、運動会などの行事等で最高学年として全校的な責任を負い自治を経験する機会がありますが、一貫校ではそれが奪われ、高学年が自信を持つプロセスが消えてしまいます。
一貫校の小学生の高学年は通常の小学校と比べても自己肯定感を持ちづらいという研究結果も出ています。
杉並区においても慎重な検証が必要であり、学校統廃合と一体の小中一貫校計画の見直しが求められます。
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