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保育需要は増加の一途 さらなる緊急対策を 平成28年4月認可保育所等の利用申込者数は大幅増加
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保育待機児童問題 例年と比較しても深刻な状況

 本年4月の認可保育所等の保育施設利用申込者数が確定しました。前年比349人増(9.1%増)の3799人となり、例年と比較しても大幅な増加となりました。本年4月時点での待機児童解消は困難な見通しであり、引き続き、認可保育所の増設が必要です。
28年度認可保育所申請者.jpg






今年度の傾向として、0歳児(+145人)、1歳児(+251人)の増加が顕著です。0・1歳児の受け入れ定員枠の緊急確保が必要です。また、全年齢児に対応した保育施設整備を進めることで次年度以降の定員確保にも繋がります。


4月時点での緊急対策も必要

 この間、経済状況の悪化と女性の社会進出に伴い、夫婦共働き世帯が増えています。保育需要は年々、増加し続けており、この傾向は今後も続く見通しです。
 認可保育所のさらなる増設と四月時点での緊急対策として区保育室等の緊急整備なども必要です。区議会第一回定例会において、緊急対策を求めます。

※認可外保育施設突然の閉園!?

 昨年末、杉並区内の認可外保育施設(ベビーホテル)が突然、平成28年1月末をもって閉園することが報告されました。
 当該保育施設は保育需要の高い荻窪地域にあり、閉園の影響は深刻です。この間、都の業務改善指導や改善報告の提出が求められており、認可外保育施設での〝保育の質〟の確保は大きな課題です。

■閉園する施設
・フェリーチェ荻窪園 杉並区上荻1-23-19
運営事業者 (株)アルコバレーノ
・在籍者数 20名

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山田耕平

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