本会議での区長の態度に対して傍聴者を始め区民からも疑問の声
1月12日(火)杉並区長に対し、申し入れを行ないました。毎年、実施している「年頭の申し入れ」と共に「本会議での一般質問に対する区長の対応に関する申し入れ」(下記)を併せて行ないました。
田中区長は、一昨年9月の第三回定例会以来、党区議団の一般質問に対し、自らが答弁に立たず、他の理事者に答弁させるという態度を取り続けています。
党区議団以外にも、区の方針や条例提案に反対する立場の無所属議員の一般質問に対しても答弁に立たない状況です。
本会議での区長の態度には、傍聴者を始め多くの区民からも疑問の声が寄せられています。
この間、当区議会では請願・陳情の審査率向上等、区民に開かれた議会を目指し、努力を進めています。そうした時に、二元代表制の一角を成す区行政の代表が議会の答弁にも立たない姿勢は議会軽視に他ならず、許されません。
党区議団で申し入れを実施
活発な議会活動を目指して
党区議団の申し入れを真摯に受け止め、今後、田中区長は本会議での自身の態度を改めるべきです。
本年最初の定例会(第一回定例会)は2月10日から始まります。その本会議での一般質問に対する区長の態度を注視すると共に、引き続き、住民に開かれた議会活動を目指して全力を尽くします。
※本会議での一般質問に対する区長の対応に関する申し入れ
杉並区長 田中良殿
この間田中区長は、わが党の本会議一般質問で、区長に対する質問において、ことごとく答弁に立たず、他の理事者に答弁させるという態度をとってきました。
そもそも区民から選ばれた区長と、同じく区民から選ばれた議員によって活発な論議が行われてこそ、区議会が真に役割を発揮し、区民の期待にこたえることができます。
区民の代表である議員の質問に、いっさい答えないという区長の態度は、二元代表制を否定し、区議会の役割と機能をおとしめるものと言わなければなりません。傍聴者を始め、多くの区民から、疑問や批判の声が寄せられています。
わが党は、そのつど区長の姿勢を批判してきましたが、この異常ともいえる事態をこれ以上放置することは許されません。日本共産党杉並区議団は、区長がこれまでの態度を反省し、質問にたいし誠実に答弁に立つことを強く求めるものです。
以上
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