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新たな科学教育の拠点づくりは後回し 杉並区が誇る「科学館」廃止を強行
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 杉並区議会第四回定例会(12月8日閉会)に杉並区立科学館廃止条例が提案され、賛成多数で可決成立しました。日本共産党杉並区議団は科学館存続を求める立場から反対しました。

杉並区が誇るべき区立施設 日本の科学教育に大きな影響

 杉並区立科学館は、プラネタリウムや科学に関する貴重な展示等を備え、区民や児童生徒のための科学学習支援活動を続けてきました。
 また、長年区民に親しまれてきただけでなく、「科学館が行なってきた活動は天文関係者のみならず広く科学普及に携わる人々の注目を集めるものとなっている」(天文教育普及研究会)など、全国の科学者団体からも高い評価を受けており、数多くの研究者や技術者を育んできた施設です。
区立科学館.jpg





区立科学館の特徴的な建物


※科学館の歴史
 区は1969年(昭和44年)に、全国に先駆け区立の科学教育センターを開設し、児童生徒の理科学習を支援してきました。2002年(平成14年)には科学館と改称し、区民の科学に関する興味・関心にも応える生涯学習施設としての役割を兼ね備えるようになりました。

多くの区民、科学者団体から存続の要望が寄せられる

 科学館の廃止計画が出されてから、多くの区民と科学者団体から存続を求める声が上がっています。
 39の自然科学系学協会が組織する自然史学会連合会は、区に提出した科学館存続を求める要望書の中で、「科学館の廃止について、大変驚ろくとともに、これは杉並区のみならず我が国の将来にとって多大な損失となるのではと憂慮しております」として、科学館の存続を訴えています。

※新たな科学教育の拠点で失われる可能性のある諸室
 この間、区は科学館に替わる科学教育の拠点づくりの方針を示していますが、現施設の優れた機能や魅力を継承出来ないことが懸念されています。区の調査研究報告のなかでは、現施設の下記複数の諸室を削減する可能性も示されています。
・プラネタリウム室
・天体観測室
・講堂
・実験準備室(2部屋)等

新たな拠点づくりは後回し 廃止のみを先行させる

 党区議団は、現在の施設の老朽化やバリアフリー等の課題があることは認識すると共に、新たな科学教育の拠点づくりを否定するものではありません。
 しかし、新たな拠点づくりの具体的な機能などは示されず、現施設の機能が継承されるのかも不透明な状況で、施設の廃止のみを先行させる計画は重大な問題です。
 現施設の改築・改修を検討し、歴史的な価値を持つ科学館を存続させるべきです。

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山田耕平