廃止決定された国家公務員宿舎3300㎡ 定期借地により速やかな特養ホーム整備が可能
財産交換により、用地を取得し特養ホーム整備を進めることは住民サービスを天秤にかける行為であり、大きな問題です。
党区議団は、財産交換による大規模用地ではなく、荻窪税務署に隣接する廃止決定された宿舎部分「3300㎡」を活用し、速やかに特養ホーム整備を進めることを求めています。
※財産交換用地の面積について
■全体で約6300㎡
■廃止決定国家公務員宿舎部分
約3300㎡
■荻窪税務署部分
約3000㎡
※区内特養ホームの敷地面積(3,000㎡超の施設を抜粋)
特養ホーム施設名
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敷地面積
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さんじゅ阿佐谷
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1,202㎡
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さんじゅ久我山
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2,930㎡
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和田掘ホーム
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1,237㎡
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沓掛ホーム
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2,789㎡
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すぎなみ正吉苑
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2,968㎡
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サンフレンズ善福寺
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1,958㎡
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救世軍恵みの家
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2,492㎡
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和泉サナホーム
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3,241㎡
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愛敬苑
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1,350㎡
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用地取得経費も大幅に軽減
廃止決定宿舎部分を30年~50年などの定期借地権による土地貸付で活用した場合、用地取得費を大幅に軽減することにもなり、速やかな整備が可能です。
特養ホーム建設の時期についても財産交換の場合、全ての施設が移転した後の建設になるため、早くとも5年後の整備となります。喫緊の課題である特養ホーム整備に時間がかかり過ぎます。
廃止決定宿舎 今後さらに照会も
今後、更に廃止決定宿舎の照会が行なわれます(下)。
これらの用地活用や小規模特養ホーム整備を進めれば、財産交換に頼らずとも特養ホーム整備は可能です。
廃止決定された国家公務員宿舎(照会中・今後照会のくるもの)
■上高井戸住宅 高井戸東3-30-14 3841㎡
■高円寺住宅 高円寺北4-35-32 6437㎡
■防衛省宿舎 セキュリティ上公表せず 2549㎡
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