築10年・28億円の施設を手放し 30億円を超す新庁舎棟を建設
荻窪地域で進められる区立施設再編整備計画において重大な問題が発生しています。
「あんさんぶる荻窪」と「荻窪税務署・廃止決定宿舎」の財産交換を巡り、新庁舎棟建設に莫大な税金を注ぎ込む〝税金無駄遣い〟の実態が明らかとなりました。
※週刊ニュース210号に詳細
※地元町会総がかりで反対
あんさんぶる荻窪は住民と行政が共同で検討を重ね、作られた施設です。
財産交換方針で、施設内の児童館も廃止される等、住民サービスが著しく低下するため、住民から怒りの声が広がっています。近隣では財産交換の問題を訴える横断幕やポスターが掲げられるなど、大きな問題となっています。
「子どもの居場所守れ」の横断幕
※「広い土地を取得するため」と言うけれど?
財産交換により取得する土地は約6300㎡ですが、その内、廃止決定された宿舎部分は約3300㎡あります。
廃止決定された国家公務員宿舎は自治体に活用照会があり、福祉施設整備などを目的とした定期借地などで活用可能です。土地の購入は必要ありません。
来年の第一回定例会で決定 財産交換方針の停止を
新庁舎棟の建設にかかる費用は〝少なくとも30億円を超える〟ことが示されており、建築資材の高騰により、建設費は今後もさらに引き上がることが懸念されます。
財産交換方針は来年の第一回定例会(二月~三月)で議案が上程され審議されます。
莫大な税金を注ぎ込む新庁舎建設を進めることは重大な問題です。
全く道理のない財産交換方針は停止するべきです。
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