数十年間、子どもたちの居場所を担う
和泉学園内学童クラブ視察後、和泉児童館の視察を行ないました。児童館が持つ豊富な機能と子どもたちの多様な遊びを見学することができました。
様々な居室と体育館 豊かな成長と遊びの土台
児童館には音楽室、図工室、図書室、体育館、学童クラブ室等々、様々な居室が配置され、それぞれの居室で子どもたちは自由に、体育館のバスケット、図書室の読書、図工室の製作など、思い思いの遊びをしていました。
様々な居室で子どもたちは思い思いに過ごしている。
体育館では小中学生がバスケットをしている。
中高生ルーム
中高生が集まる居場所もあり、地元の中学生が集まっていた。
学童クラブでは多様なカリキュラム
児童館併設の学童クラブでも様々なカリキュラムが展開されています。視察の前日はカレー作りを行なったそうです。子どもが自由に遊べるよう様々な工夫もされています。
学童クラブ内では色鉛筆、各種折り紙などが準備されている。
職員への聞き取りでは〝今後、移転した際に、遊びに必要な物などを置くスペースを確保できるのか?これまでと同様の学童保育内容を提供できるのか?など不安がある〟と話しています。
子どもセンターで機能は継承されない
今後、児童館施設は廃止され子どもセンターに転換されます。ひととき保育なども併設されるため、大部分の居室は無くなり、児童館機能は継承されません。
子どもたちの宝の施設を廃止することは許されません。
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