移転した「ゆうゆう阿佐谷館」の実態
区立施設再編整備計画により、ゆうゆう阿佐谷館が産業商工会館(併設)から阿佐谷北2丁目に移転して2カ月が経過しました。
しかし、移転されたゆうゆう阿佐谷館は高齢者が利用する施設であるにも関わらず、ずさんなバリアフリーの実態が明らかになるなど、サービスの低下が問題となっています。
エレベーターは無く、車椅子は運び上げる...
党区議団が実施した現地調査では、二階建てのゆうゆう館にエレベーターは設置されておらず、車椅子の高齢者が来館した際は、スタッフが車椅子を運び上げ、本人は階段で2階に上がるという驚くべき状況でした。
2階廊下部分には「手すり」も無い状態です。
廊下には手すりが無い。
段差で高齢者が怪我
高齢者団体がよく使用する和室の入口には13㎝もの段差があります。先日、この場所では高齢者がつまずき怪我をしたとのことで、スタッフでさえもつまずくことがあるという状況です。
高齢者が段差につまずき怪我をした和室の入口。注意看板を設置するだけで、段差にはスロープも無い。
ずさんな計画の見直しを
党区議団は至急バリアフリー化を要請すると共に、住民サービスの低下を招く〝ずさんな区立施設再編整備計画の強行〟を改めるよう求めます。
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