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党区議団の議会論戦で衝撃の実態が明らかに...マンション複数居室を使い認可園整備
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マンションの複数居室を使用 運営上の問題も明らかに...

 第二回区議会定例会の保健福祉委員会において、党区議団の質疑により、前例のない認可保育所整備計画が明らかとなりました。
 この整備計画は、井草地域のマンション内でベビーホテルを運営する事業者が、同マンションの複数居室を使用し、認可保育所に移行するというもので、このような整備手法は区内でも前例がありません。
 直接の現地調査では、マンション内は101号・102号・105号(104号は無し)と居室が分離し、103号室には別事業者が入居しています。
 居室が分離しているため、認可保育所としての一体的運営が困難です。
 また、それぞれの居室は不特定多数の人間が出入りする外部空間と繋がっています。そのため、職員の出入りの際などには外部からの接触も容易となり、セキュリティ上も重大な問題があります。
井草マンション内認可保育所.jpg




一般のマンション内に整備される


井草マンション内認可保育所2.jpg








不特定多数の人間が出入りできる構造


議会への情報提供も無く 手続き上も重大な問題

 さらに、同計画は議会に事前報告されることもないまま、2015年8月には運営開始予定という方針が示され、入園募集が始まっていました。
 質疑では、所管課長が整備内容の詳細を把握しておらず、答弁に詰まる場面もありました。
 様々な問題点を指摘し、計画の見直しを求めたところ〝今後、居室が離れていることを認めるかについては、基本的にはそうならない施設整備に向け事業者と協議する〟ことを示しつつも、「認可化に問題がないということで都とも進めてきた経過がある」「認可権限はあくまで東京都にある」などと、計画を強行する姿勢を示しました。
 子どもたちの命を預かる保育施設が、まともな環境整備も行なわれないまま開園手続きが進められることは重大な問題です。

整備計画の詳細
■定員 28名
(0歳3名、1~5歳各5名)
■所在地
杉並区井草1
マンション内101、102、105号を使用
■開設予定
平成27年8月を予定
(※平成27年6月1日時点での情報提供)
■運営形態
既存ベビーホテルから認可保育園への移行

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山田耕平

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