民意を無視する暴挙 話し合いの会も紛糾
外環の2地上部街路の廃止を求める住民の都市計画提案に対し、東京都は住民の声や自治体の意見も聞かず〝採用しない〟方針を示しました。計画沿線住民の民意を踏みにじる暴挙です。
2月18日に開催された外環の2に関する「話し合いの会」でも、この問題での質疑が相次ぎ、東京都の姿勢に住民の怒りの声が寄せられました。
都市計画提案制度の流れに関するフロー図
今後、東京都から杉並区への意見照会が行なわれる。杉並区は区の「都市計画審議会」に諮り、意見を述べることになる(党区議団の代表質問に答弁)。
都は区の意見を踏まえた上で、都市計画提案への最終判断を行なう。
区の意見を尊重する 都の重大な答弁
話し合いの会では、議事の最後に廃止提案の中心で活動された住民から「杉並区に単に形だけで聞くのか、意見を尊重するのかを回答して欲しい」との質問が出され、都の担当課長は「意見を踏まえて内部で検討もするし意見を尊重もしたい」と答弁しました。
地元自治体である杉並区の意見を「尊重する」との回答があったことから、今後、杉並区の回答が極めて重要な意味を持ちます。
外環の2廃止に向けた重要な局面を迎えています。
引き続き、不要不急な大型開発を優先する政治を改めるため、力を尽くします。
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