3年間で14万円の値上げ世帯も...
自営業者や無職者、非正規労働者などが加入する国民健康保険の保険料は、毎年引き上げられ、住民生活を圧迫しています。党区議団が取り寄せた資料により、左表のように2010年度と比べ、3年の間に14万円以上の大幅値上げとなっている世帯もあることが明らかとなりました。
※国民健康保険料の推移
40歳夫婦と子1人、夫の年収300万円の場合
年度
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国保料(年額)
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対前年度増額
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2010年度(H22)
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172,498
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2011年度(H23)
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245,075
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+72,577
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2012年度(H24)
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275,934
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+30,859
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2013年度(H25)
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313,200
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+37,266
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2010年~2013年 3年間の値上げ額
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+140,702
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(区の資料より)
※各年度は前年分の収入 2010年度→2009年分の収入
差し押さえ件数トップ
保険料を払いたくても払えない世帯は増加し続け、加入世帯の三割以上を占めています。滞納額が多額となり銀行口座が差し押さえられる件数は、杉並区は23区内でもトップです。
保険料が引き上げられる最大の要因は、国庫負担が大幅に削減されているためです。国に対し、削減してきた国保への支出金の拡充を求め、加入者が無理なく払える保険料の設定にすべきです。
また、東京23区の保険料は統一保険料方式をとっており、毎年区長会で値上げ幅を申し合わせ、区議会に条例提案されます。区長会で値上げを行なわないように提案すべきですが、田中区長は態度を曖昧にしており、重大な問題です。
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