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新泉小跡地、民間売却の危機が一転...特別養護老人ホーム建設決定!
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住民の声が区政を動かす

 小中一貫校として、和泉小・和泉中と統合が行われる新泉小の跡地活用について、特別養護老人ホーム建設(八十床規模)の方針が決定しました。
 この間、跡地が民間売却される危険性も浮上していましたが、区が発表した実行計画・総合計画改定案(週刊ニュース166号参照)の中で、特養ホームや集会所設置が示されました。
 町会や商店街、地域住民の声が反映された形です。
新泉小写真.jpg



和泉地域東部に約8000㎡の土地を有する新泉小


小学校統廃合には複雑な声 教育と福祉の二者択一は問題

 活用方針が歓迎される一方で、新泉小で子育てをした保護者や卒業生からは複雑な胸中が語られています。
 もとPTA役員は「そもそも新泉小の廃校が疑問。教育と福祉の二者択一を区長に迫られたようで複雑な気持ちだ」と語りました。
 今後、福祉施設の増設等と一体に学校統廃合を進めることは許されません。

※民間売却の危機を乗り越えて
 昨年11月に発表された「区立施設再編整備計画素案」には新泉小跡地について「防災スペースを確保した上で売却、貸付け等を検討」と記し、26億4千万円が財政効果とされました。
 住民から懸念する声が区に届けられると、1月の計画案段階で「防災スペースを確保した上で有効活用を検討」に記述が変更されました。しかし、党区議団が議会で確認したところ、「有効活用」の意味の中に「売却または貸付」の意味が含まれていることが判明し、民間売却方針は残されていました。

平成25年11月 区立施設再編整備計画(素案)
新泉小・施設再編整備計画(素案).jpg



平成26年3月 区立施設再編整備計画
新泉小・施設再編整備計画.jpg
売却の文字は消えましたが、「有効活用」に売却の意味が含まれていました。


集会所設置も検討中

 跡地活用については、地元商店街から要請文が区長に届けられるなど団体、個人の様々な声が区政に届けられました。
 党区議団はこうした地域の声を区議会に届けるとともに区長の姿勢を質しました。
 方針決定は十四年度中とされていましたが、今回の特養ホーム建設の方針とともに、新泉学童クラブ跡地に特養ホームと地域の共同利用による集会所設置も検討中であることがわかりました。
 さらなる声を区政に届けるために全力を尽くします。

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山田耕平

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