HOME
プロフィール
政策・主張・実績
ブログ
ニュース
お問合せ・ご相談
リンク

カテゴリ:

保護者の切実な実態を告発 一般質問 保育待機児童の解消に向けて
| コメント(0) | トラックバック(0)
今年も約1800名が入園不承諾...緊急対策と認可保育所の増設を

 2月17日(月)、杉並区議会第一回定例会で一般質問しました。
 この間、社会問題となっている保育待機児童問題について、保育園に入園出来なかった保護者の切実な実態を議会で告発し、認可保育所の増設と緊急対策の拡充を求めました。
 今年4月の認可保育所への入園申請状況は、増加の一途を辿っています。女性の社会進出の本格化と日本経済の低迷による世帯の経済状態の悪化等が背景にあります。
 昨年と同様、約1800人の児童が認可保育園に入園出来ず、深刻な事態が発生しています。
2014一定一般質問.jpg







※「保育園に入れてほしい!」保護者が区役所前で集会

 17日(月)のお昼には、区役所前で待機児童保護者による集会も行なわれました。この間、日本社会に待機児童問題を発信してきた「保育園ふやし隊@杉並」による呼びかけで、大勢の保護者、区民が参加しました。多くのマスコミも駆け付け、複数のメディアにも取り上げられました。
2014ふやし隊集会.jpg


多くの保護者が区役所前で保育園増設を訴えた。


2014ふやし隊集会2.jpg



保護者による切実なスピーチが行なわれた。


まだ、取り組は不充分 実態への認識不足も...

 質問では、具体的な緊急対策と公有地を活用した認可保育所増設等を求めましたが、区の答弁は緊急性への理解が弱く、今年度内の新たな補正予算の編成についても答弁を避けるなど、不充分な姿勢でした。
 また、区長答弁では、認可保育所と認可外保育所の保育料格差への理解が全くない発言がされるなど、実態への認識不足が露呈しました。
 ※認可保育所保育料は、各家庭の所得に合わせて設定され負担が小さくなっている。しかし、認可外保育所は、場所により月十万円を超える施設がある等、施設ごとに料金体系が異なり、行政の保育料助成があったとしても、保護者にとっては大きな負担となる。

みなさんの傍聴へのご参加ありがとうございました

 入園不承諾通知を受けた保護者は、これから再び厳しい保活を開始することになります。
今議会での緊急対策が必要であり、引き続き、区行政に対し、保育待機児童の解消に向けた取り組みを求めます。
赤ちゃん連れの保護者も含めた、大勢のみなさんの傍聴へのご参加、本当にありがとうございました。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://yamadakohei.jp/admin/mt-tb.cgi/344

コメントする

山田耕平

月別アーカイブ