2020年の東京五輪までの完成を目指して、外環道計画の本格工事着工に向けた動きが加速しています。「国の予算編成に対する東京都の提案要求」には、東京五輪に向けた環境整備推進の項で外環道の早期完成と記述されています。
五輪に間に合わせるとすれば、残り期間が6年程度。極めて厳しいスケジュールです。
住宅街の直下・大深度地下を使用する外環道計画は技術的難易度が極めて高い大規模プロジェクトでもあり、工期短縮による弊害は計り知れません。
岡山県倉敷市でのシールドトンネル掘削工事現場(外環道と同じ工事手法)での重大事故を受け、事故の検証と再発防止を兼ねて設置された「シールドトンネル施工技術安全向上協議会」でも、工期短縮による精度の低下や損傷等への危険性に警鐘を鳴らしており、未だに事故原因の究明も終わっていません。
住宅街の直下を通る外環道計画で事故の発生などは許されません。安全を最優先にし、事故原因の究明を待つと共に、大深度地下トンネルそのものの是非を再検討すべきです。
※公告縦覧について
議会での質疑により、HP上での閲覧CD-ROMの貸し出しが可能に!
縦覧期間 12月5日(木)~12月19日(木) 午前9時~午後5時(土・日・祝 除く)
縦覧場所 杉並区都市整備部都市計画課
※HP上での閲覧、CD-ROMの貸し出しについての詳細は下記PDF参照
◆意見書の提出
提出期間 12月5日(木)~12月19日(木)必着
提出場所 東京都都市整備局都市基盤部調整課
提出方法 文書により、郵送または持参
ぜひ、ご意見をお寄せください!
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