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東日本大震災・原発被害を風化させない 福島県を現地視察 放射能汚染のいま...
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復興・帰還への展望見えず 依然として深刻な汚染

 10月27、8日の二日間、杉並区内の9条の会主催による福島県の津波被害・放射能汚染地域の現地視察が行なわれました。私も現地の状況を知るために参加しました。
 視察では、放射能汚染により、これまで立ち入りが制限されてきた浪江町を中心に南相馬市や相馬市の津波被災地を訪問しました。
深刻な放射能汚染にさらされている地域では、依然として復興が進まず、東日本大震災発生直後のまま、時が止まったような状態でした。
 浪江駅前では、持参した放射線量測定機の検出限界値(毎時9,999マイクロシーベルト)を上回る高濃度の汚染が確認されました。後日、現地の方に確認したところ、30マイクロシーベルト程度の汚染地域が点在しているとのことでした。
福島民報12日付.jpg






新聞販売所では、2011年3月12日付の新聞が山積みとなり、当時のまま、時が止まったようになっている。


浪江町ホットスポット.jpg








街の水たまりを測定したところ検出限界値を超える汚染を確認


測定限界値超え.jpg








放射線量測定機の検出限界値(毎時9,999マイクロシーベルト)


被災地復興・原発事故収束に全力を

 震災から二年半が経過するなか、深刻な放射能被害は復興と住民の帰還を妨げています。
 未だに避難住民は仮設住宅での生活を余儀なくされ、住宅の確保も進んでいません。一刻も早く、国をあげての原発事故の収束と被災地支援の強化が必要です。
立ち並ぶ仮設住宅(福島).jpg

未だに多くの住民が仮設住宅で生活している


被災後手付かずの家.jpg






瓦礫の持ち出しが出来ないため、被災した家屋等もそのままの状態で残っている


※福島県九条の会「現地視察」事務局の協力

 今回の視察は現地で活動する九条の会の方々の協力で実現しました。原発被災地の実相を伝えるために、全国からの現地視察の要望に対応しており、被災地の実態を知ることで、一人ひとりが出来ることを考えてほしいとのことです。東日本大震災を風化させず、 復興支援のために私たちに何が出来るのか、考えることが求められます。

ガイドなどの申し込みはこちら

◆相馬市九条の会 0244-36-5533 中島ストア内
◆福島高教組 024-523-3866 教育会館内
◆「被災地福島の旅」実行委員会 0244-26-8437 野馬土(NPO法人のまど)内

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山田耕平

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