住民の願い「高齢者の集える場所」を470筆の署名を届け、再三再四の交渉
本天沼2丁目で空き地となっている区有地(区へ寄贈された土地)の活用について、公園としての整備が決定しました。
この土地については、地元住民のみなさんと、杉並区・田中区長に対し、「高齢者の集える場所」を求め、四回の要請行動と470筆の署名を届けていました。
この土地は、地域住民のアンケートなどで、以前から「高齢者向けの施設を作ってほしい」という声が多数寄せられていました。
区が検討の経緯を説明
本天沼地域では、高齢者向けの施設が少ないため、地域のお年寄りのみなさんが気軽に集える福祉施設としての活用が望まれていました。
区の説明では〝区角の広さは十分にあるため、当初は福祉施設の設置を検討していた〟とのことでしたが、調査を進めるなかで、公有地の接道条件が問題となり(幅員が狭く、隣接する道路が私道でもあり、私道の権利者を特定できない等々)、施設の設置を断念。隣接公園を拡張することに決定したとのことです。
今後の公園整備にあたっては、住民の意見を反映する計画とすることも示されました。
住民のみなさんと説明を受けました。政策経営部長が対応。
引き続き、住民のみなさんの要望をお寄せください
公園の設計は、これから行なわれるため、住民の要望を計画に反映させることが必要です。
計画が決定された後には、住民説明会なども開催されますが、計画検討の段階で要望を伝えることが重要となります。
既に寄せられている意見としては、「東屋などを設置し、休憩所を作ってほしい」「子どもの遊び場が少ないため、ボール遊びが出来るようなネットがほしい(騒音には注意が必要)」「ビオトープや自然の草花を植えてほしい」など、様々な意見が寄せられています。
引き続き、住民のみなさんの要望をお聞きします。ぜひ、みなさんの声をお寄せください。
※公園整備のスケジュール
公園整備の大まかなスケジュールも示されました(現時点のものですので、変更する可能性があります)。今後、公園整備の担当所管とも協議し、住民要望を伝えます。
◆今年度(H25)に設計
都市計画決定
◆来年度(H26)の秋頃(10~11月頃)
完成の見通し
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