定員80名~100名規模 2016年1月完成予定
11月27日に行なわれた保健福祉委員会において、特別養護老人ホームの増設計画が示されました。荻窪団地の建替えに伴い団地内に確保される公益施設用地を活用し、施設整備が行なわれます
党区議団が数年来、特養ホームの設置要望を続けてきた場所であり、重要な前進です。
土地面積は4100㎡、定員も100名規模となり、大規模な施設となります。
14年11月に工事着工、16年1月に開設予定です。
旧荻窪団地
工事の遅れなどを乗り越えて...
当初、この公益施設用地の活用は、障害物の発生、交渉の難航、工事の遅れなどにより、具体的な計画決定まで、大変な困難を伴いました。しかし、一つ一つの課題を乗り越えて、計画決定がされました。今後の特養ホームの待機者対策に、大きな力となります。
今回の計画該当地域(北側の斜線部分)
高齢者が安心して住み続けられる区政へ 引き続き、特養ホーム増設に全力
今回、100名規模の特養ホーム増設が打ち出されたことは重要な前進面です。しかし、杉並区は、緊急性の高いランクAの入所待機者が1000名近くとなっています。
現状の設置規模では圧倒的に不足しているのが現状です。さらに、テンポを早め、規模を増やし、設置を進める必要があります。
国有地などを始めとする公有地の活用を積極的に行ない、特別養護老人ホームの増設や認可保育園の増設に全力で取り組むよう、杉並区行政に求めていきます。
◆党区議団、数年来の要望
党区議団は、荻窪団地の建替えが決まってから、地元のくすやま美紀区議会議員を先頭に、一貫して特養ホームの整備を求めてきました。
私も先の第三回定例会の決算特別委員会で質疑に立ち、特養ホームの実現を求めたところ、設置の方向性が示され、今回の計画決定となりました。
今後の進捗状況は、ニュースなどでお伝えします。
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