第3回定例会の一般質問において、日本共産党杉並区議団の富田たく区議が地震災害時の地域防災力の向上について質問しました。
特に重要な質疑となったのが、地域ごとの詳細な防災マップの更新・配布です。
10年ほど前から、震災救援所となる小学校を中心とした「地域ごとの防災マップ」が作られていました(以前、ニュースにも掲載)。
これは、地域の防災組織などが、実際にまちを歩き、街頭消火器や防火水槽、生活用井戸水などの消防水利を地図上に記載したマップです。自分の家の周りの消火設備がどこにあるのかが分かり、防災意識向上のためには、とても有効なマップです。
しかし、この地域ごとの防災マップは、作成された後は、更新・増刷が行なわれず、地域では、あまり活用がされていませんでした。
質問では、その問題を指摘、更新・増刷・配布を住民任せにせず、区が先頭に立って進めることを求めたところ、区長も〝今後工夫していく〟と答弁。今後の防災マップのあり方について、見直す姿勢を見せました。
巨大なマップは、私と富田区議が夜なべして作成(左)
結構、いい出来栄えですね。
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