三党合意での消費税増税について、手続き上の問題を批判したのは重要
第三回定例会の一般質問において、日本共産党杉並区議団の金子けんたろう区議の質問に対して、田中区長が重要答弁を行ないました。
区長は「税と社会保障の一体改革」については否定しませんでしたが〝あるべき福祉国家像などについての国民的な議論と合意形成が必要〟とし、続けて〝この間の経緯を見て増税についての合意形成が不十分〟との認識を示しました。
国会での審議が蔑ろにされ、三党合意で増税が強行された事態に対し、自治体の首長が手続き上の問題を批判したのは極めて重要です。
多くの国民が、今回の消費税増税強行に対し、反対の声を上げている中、自治体からも声が上がり始めています。
区長の認識が示された以上、国に対し「増税強行をストップするよう」求めていくことも必要です。
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