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2023年3月アーカイブ

山田耕平 (2023年3月30日 23:16) | コメント(0) | トラックバック(0)
物価高騰対策の強化求め4度にわたる緊急要望

 3月28日、日本共産党杉並区議団は岸本区長に対し「深刻な物価高騰から区民のくらしと営業を守るための緊急申し入れ」を行ないました。
物価高騰は、ますます深刻な状況となっています。2月の東京都区部消費者物価指数(速報値)では、総合指数は前年同月比3.4%上昇し(生鮮食品を除くは3.3%)、2021年9月以来18ヵ月連続上昇が続いています。
 3月の食料品の値上げは3442品目、4月の値上げ予定は4892品目、そのうえ東京電力は、6月から平均29%の値上げを申請しています。
 党区議団は、昨年10月と12月、本年1月にも物価高騰対策を求める緊急の申し入れを行なっています。杉並区は新年度予算でも、学校給食費の値上げ抑制や公衆浴場への燃料費補助などを行なっていますが、深刻な事態に対応したさらなる物価高騰対策が求められています。物価高騰がさらに区民のくらしと営業に深刻な影響を与えており、4度目の緊急申し入れとなりました。
物価高騰申し入れ4度目.png





追加対策の実施を表明

 3月22日には、国が物価対策の追加策として、電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援地方交付金の増額を示しており、有効活用すると共に、財政調整基金(何にでも使える貯め込み)の積極活用を求めました。
 申し入れには岸本区長と政策経営部長が対応し、国交付金の具体的なメニューが、発表され次第すぐに対応すると話しました。学校給食費の無償化は実施に向けた検討を進めていることや、以前党区議団が提案した事業者への光熱費支援は所管課に検討依頼をしていること等も語られました。

党区議団の物価高騰対策緊急申し入れ項目
1、 住民税非課税世帯にたいし1世帯3万円の物価高騰支援給付金を支給すること。
2、 区立小中学校給食費の早期無償化をめざすとともに、他区でも事例があるように、新年度事業として給食費を無料とすること。
3、 国民健康保険料について、未就学児の均等割り負担を、国の半額補助に区が上乗せし負担を全額無しにするなど、値上げ負担の軽減をはかること。
4、 ひとり親及び高齢世帯の低所得世帯にたいし家賃助成を緊急実施すること。
5、 家庭における省エネ家電買換え支援の拡充、事業所の省エネ機器への買換えへの支援を新設すること。
6、 介護、障害者施設等につづき、無床診療所にたいしても光熱費助成を行うこと。
7、 中小事業者にたいし、電気・ガス代の高騰への支援金を給付すること。
8、 商店会が管理するLED化されてない街路灯にたいし電気代高騰分の支援を行うこと。商店会事務所等の電気代高騰分を支援すること。 等

山田耕平 (2023年3月26日 23:29) | コメント(0) | トラックバック(0)
 週刊ニュース初登場時に0歳だった息子が小学校を卒業しました。子どもの成長は早いものです。
 過去のニュースを振り返ると感慨深く、嬉しくもあり寂しくもあり...。逞しく成長してほしいですね。
卒業式くす玉.png












保護者手作りのくす玉


山田耕平 (2023年3月15日 23:08) | コメント(0) | トラックバック(0)
区政の新たな前進を開く 党区議団も予算に賛成

 第1回定例会で岸本区長が提案した一般会計予算案は、日本共産党杉並区議団を含む賛成多数で可決されました。前田中区長を支持する勢力は、岸本区政スタート以来、質問の度に卑劣な攻撃を繰り返し、区政の前進を妨害してきました。
 今回の予算成立は、こうした策動を跳ね返す結果となるもので、区民が選んだ区政の新たな前進を開くことになります。予算案には自民党杉並区議団、杉並区議団公明党も賛成しました。
岸本区政初の予算が成立


拡充に向けて積極提案

 党杉並区議団は、予算案に高齢者への補聴器購入費助成や就学援助の対象拡充が盛り込まれるなど、福祉優先の区政への新たな一歩を踏み出す予算として積極的に賛成しました。
 同時に、深刻な物価対策の充実、家賃助成の来年度実施、国保料抑制へ繰入れ金の拡大など、予算の拡充へ積極的提案を行なってきました。党区議団の提案に対し、前向きな答弁も複数ありました。
予算特別委員会では、児童館・ゆうゆう館の廃止方針の見直しと拡充、都市計画道路問題の見直し等を求め質疑に立ちました。

※学校給食費の無償化 区教委が3月中に結論

 学校給食費の無償化について、党区議団は早期実施を求め、区長も「早急に検討を進め結論を出す」と答弁しました。予算特別委員会では、9区が来年度実施(部分実施も含め)となっており、杉並区でも年度途中からの実施を求めました。教育委員会は、今年度中に結論を出し、来年度に全庁的に検討し早急に結論を出したいと答弁しました。

国保料 値上げ抑制を求め反対

 物価高騰が深刻となり、国民健康保険料の値上げ抑制が求められています。区は、都に納める納付金を全額でなく7.6%減額し、値上げ抑制の努力をしました。
 しかし、提案された保険料は1人当り年額18万2171円となり、家計への影響が大きいものです。区独自のさらなる値上げ抑制を求め、議案には反対しました。
 今回の値上げの要因はコロナ禍による医療費増加によるものですが、国と都が財政支援を全くせず、自治体任せにしたことは許されません。

山田耕平 (2023年3月14日 22:15) | コメント(0) | トラックバック(0)
予算審議の場を利用する異常さ

 杉並区議会自由民主党(6名会派)の小川宗次郎議員は、予算特別委員会の質疑で、日本共産党杉並区議団が発行している区議団ニュースの記事への批判を展開しました。記事では、区長交代に伴う区長公用車使用の変化に触れ、前区長が年間80日も公用車を深夜まで乗り回していた実態を紹介したものです。
予算審議の場を前区長擁護のために利用することは、極めて異常なことであり、会派としての姿勢が問われる問題です。

年間80日の深夜乗り回し認める 公務の根拠も示せず、現区政と真逆

 党区議団の委員会質疑で、前区長が年間80日も公用車を深夜まで乗り回したことは、区も「事実」であることを改めて認めました。また、当時、深夜までの運行が全て公務であると区は主張していましたが、それを証明する記録を示すよう求めても、区からは一切示されませんでした。
運転日誌抜粋 新宿各所から深夜帰庫の実態が浮き彫りに。


前区長専用車の深夜運行2017年運行記録より

帰庫時間

年間回数

23時以降

80回

0時以降

27回

職員も深夜まで随行していた。


 公用車の異常な運行は、前区長による区政私物化の象徴となり、多くのマスコミにも取り上げられました。

 現在、区長専用車は、岸本区長の就任後に廃止されました。岸本区長は行動日程も情報開示しており、不透明の前区政とは真逆の姿勢です。この期に及んで、前区政を擁護し、過去の事実を覆い隠そうとする姿勢は極めて問題があります。

山田耕平

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