引き続き住民の声を区政へ 来年もよろしくお願いします
今年も、残すところあと僅かとなりました。来年もよろしくお願いします。
2011年4月に区議会議員となり、2年目を迎えました。今年一年間、掲げた公約の実現に本格的に取り組んできました。(※公約実現の進捗状況は下記)
来年も引き続き〝区政に関わる様々な問を解決し、住民のみなさんの暮らしを応援する一年〟となるよう、全力で奮闘します。ご指導ご鞭撻をよろしくお願いします。
住民の生活実態は深刻・・・
今年一年を振り返ると、住民の生活相談が激増した一年でした。
相談内容からは、厳しい区民の暮らしの実態が浮き彫りになります。
◆「介護保険料などの全ての保険料が値上がり、少ない年金から支払ったら、少しも残らない」
◆「認知症の親の介護が限界。一家心中を考えた」
◆「保育園に入れず、仕事を続けられない」
◆「景気悪化で客足が遠のいた。店を畳む」
など、日々、切実な声が寄せられています。
住民の切実な実態を直視し、暮らしを守る政治を実現することが、今ほど求められていることはありません...。
公約実現に向け、前進中
昨年一年間、公約実現を目指し、本格的に取り組みを進めました。
◇ 特別養護老人ホーム・認可保育園増設へ
議会でも取り上げてきた〝荻窪団地の建替えに伴う団地内公用地への特養ホーム(100名規模)の増設〟が決定しました。
保育待機児度の深刻な実態を告発し、認可保育園の増設を求めてきました。保育分野での質問回数は議会最多です。複数の区内認可保育園の増設が実現しています。公立保育園の民営化が進められていますが、「保育の質」を下げることにも繋がりかねない民営化をストップさせます。
◇ 障害者の願いに沿った新法の制定を
自立支援法に変わる新法「障害者総合支援法」が制定されましたが、障害当事者の意見や願いが反映させていない内容です。杉並区議会として「骨格提言を最大限反映させることを求める意見書」を上げることとなりました。
一般質問や委員会での質疑、会派を超えた共同で意見書提出が実現しました。引き続き、障害者の願いに沿った政治を実現するために取り組みを進めます。
◇ 地域防災力の向上へ
地域毎の防災マップの作成を求めています。また、自主防災組織の支援拡充に取り組んでいます。
◇ 外環道計画の廃止を求める
財政がひっ迫する中、1兆円以上の税金を投入して進められる外環道計画をストップさせ、税金の使い道を転換させることが必要です。
基礎自治体の杉並区から国・都に対して、住民の立場に立って、積極的に意見を上げることを求めています。
◇ 西武新宿線上井草駅に南北自由通路を
開かずの踏切を解消するために、沿線住民の方と連携して、調査活動、区への要請を展開しています。
◇ 生活密着の諸問題を解決
道路整備や街灯設置、ゴミ置き場問題等、地域住民の生活に直結した様々な問題を解決しました。
税金貯め込みではなく区民福祉の向上へ
杉並区は今後、財政のダムとして、550億円の基金積み立てを行なう予定です。先の議会では〝乾いたぞうきん〟にたとえ、絞る重点として福祉分野を取り上げられました。
待機児童や特養ホーム待機者の増加など、区民の暮らし向きがますます大変になっているなか、税金の貯め込みを優先する区政は問題です。
来年も、公約実現と区民福祉の向上に向けて全力で頑張ります。