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2020年9月アーカイブ

山田耕平 (2020年9月13日 05:13) | コメント(0) | トラックバック(0)
住民の知る権利を守れ

 この間、杉並区の不当な情報隠しの実態をお伝えしてきました(週刊ニュース366号)。区の姿勢は、その後も全く改善されず、黒塗りの度合いがさらに悪化しています。
 平成27年3月「杉並区内の都市計画道路に係る交通量推計ほか業務委託報告書」には、補助132号線以外の他の路線の調査結果が示されていますが、完全に黒塗りです。
 本来、B/Cとは、事業の必要性を検証する上で広く明らかにされるものです。区の業務委託自体が税金を投入して実施されている以上、区民に対し、広く情報を伝えることは当たり前の行政の責任でもあります。
 安倍政権のもとで、不当な情報隠しが問題となっていますが、杉並区においても、実態は深刻です。
 情報公開制度とは、住民の知る権利を保障し、区政への参加の促進を図ることを目的としており、速やかな改善を求めます。

他の都市計画道路の開示資料は全て黒塗り
都市計画道路開示資料1.jpg











都市計画道路開示資料2.jpg













平成27年3月「杉並区内の都市計画道路に係る交通量推計ほか業務委託報告書」には他の5路線のB/C算出結果も示されていますが、完全な黒塗りとされています。
B/Cは外環道計画等でも示されており、事業の必要性を判断する上で、広く公開される資料です。杉並区の隠ぺい体質は異常です。

山田耕平 (2020年9月12日 22:55) | コメント(0) | トラックバック(0)
 杉並区議会第3回定例会で会派を代表して一般質問しました。
 質問項目は、新型コロナウイルス感染症による住民生活・区内事業者への影響と対策、都市計画道路整備についてです。※質問の詳細は区議団ホームページをご覧ください。
2020三定一般質問.jpg








西荻地域・補助132号 B/Cは僅か0.5...

 情報開示請求により、補助132号線の費用便益分析・B/Cの算出結果が、僅か0.5(H37年推計値)となることが明らかとなりました。
 B/Cとは、道路整備等の費用と得られる効果の比率であり、値が1以下の事業については、コストに対して得られる整備効果が低くなることを意味します。国でも値が1以下の事業は事業の見直し等を行なう指標としているものです。
 補助132号線はB/Cが1を下回っており、事業の見直しが必要です。

※情報開示請求で示された資料
0.5補助132.jpg













 平成27年3月「杉並区内の都市計画道路に係る交通量推計ほか業務委託報告書」において、補助132号線のB/Cが明らかとなった。算定時の事業費見込みが実際の事業費より大幅に低く見込まれており、現在では、B/Cは、さらに引き下がる見通し。

商店街に重大な影響 55店舗が18店舗に

 沿道商店会の関係者から地元商店会が作成した「現在の商店会加盟店店舗マップ」と「道路拡幅後に予想される店舗マップ」を頂きました。
 そのマップの比較では、現在、商店会に加盟する55の店舗が、道路拡幅後には18店舗にまで減少することが示されています。地元商店会では、道路の拡幅により既存の店舗の大部分が無くなることになり、影響は極めて深刻です。
 西荻窪の商店街や西荻窪らしい街並みが、道路拡幅により失われようとしていることは大きな問題です。

地元商店会関係者が作成した商店会マップ。
補助132号線沿道の商店(道路拡幅前)
補助132商店会マップ.jpg






道路拡幅後(計画線にかかる商店を除いた状況)
補助132商店会マップ2.jpg







山田耕平

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